定演のウラガワ②支える・まとめるインスペクター

こんにちは。i-BOXです。
12月10日から始まる音楽文化専攻の「定期演奏会」。準備を行う裏方のみなさんをご紹介する「定演のウラガワ」2日目は、オーケストラでインスペクターを担当する太田楽さんにお話を伺います。“インスペクター”とは、指揮者と演奏者の中間の立ち位置で、運営をスムーズに行えるようにするために、練習の時間を調整したり、指揮者の意思を伝えたりする役割を担っています。

演奏会成功のために！②

――指揮者と演奏者の板ばさみになって大変そうなお仕事ですね…！？今回は自分から立候補されたんですか？
「オーケストラになると人数も多くなるので、練習が滞ったりしないように調整するのはとても大事な仕事なのでやりがいはありますよ！前回のインスペクターの方から指名していただいて、この仕事をしているので、裏方の仕事ですけど、演奏会を成功させるためにも、責任を持ってやりたいと思っています！」

――太田さんが屋台骨ってことですね！せっかくなので、このオーケストラの聞きどころと見どころも教えてください。
「本当に聞きどころや見どころが満載なオーケストラになっているのですが、今回演奏するマーラーの曲は、編成が100人を超える大迫力のものとなっています。オケで100人を超えることはなんてほとんどないんですよ。本当に壮大な演奏なので、一番の見どころといっても良いです。また今回指揮をされる阿部先生が今年で退官になられるので、阿部先生の最後の指揮する姿も見どころの一つです！！」

阿部先生のやわらかな美しい指揮といえば、定期演奏会の名物でしたが、それも今年で見納め……！少々寂しくもありますが、学生・そして教員の集大成である定期演奏会、是非足をお運びくださいね。

「令和元年度 北海道教育大学岩見沢校 音楽文化専攻 定期演奏会」

《岩見沢公演》
日時：2019年12月10日(火)18：30開演
会場：まなみーる岩見沢市民会館（9条西4丁目）
入場料：無料
《札幌公演》
日時：2019年12月11日（水）18：30開演
会場：札幌コンサートホールKitara（札幌市中央区北1東2）
入場料：1,000円