2019年12月2日月曜日

油研探訪(1)個性を描く

こんにちは。i-BOXです。
現在、北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG(札幌市中央区北1東2)では、本校油彩画研究室生による展覧会「油展」を開催中です。とっても楽しい展覧会ではありますが、興味がわかないとよし行こう!とは思わないのも事実です。そこで、油彩画にあんまり興味がなかったi-BOXスタッフMこと御園生康輔さん(スポーツ文化専攻4年)に、自力で油彩画の魅力を見つけてきてもらいました。さて、御園生君は何を見つけたのでしょうか…?

美術とスポーツに共通点が…?

御園生君がまず興味を引かれたのは作業場所。絵と向き合い、格闘している様子がわかります。研究室生はそれぞれ作業する場所が決められていますが、ひとつの部屋の中に、まるで違う世界がいくつもあるのはとても不思議な光景です。油彩画、と聞くと、風景や人物を描いているのかな?と思っていた御園生君ですが、イラストっぽかったり、形らしいかたちがない抽象画と呼ばれるものが存在したり、はたまたよくわからない世界だったり、実に多種多様
普段はサッカーを中心にスポーツや教育について学ぶ御園生君。スポーツの場合は、試合に出場して勝利をつかむために、足が速い・ボール扱いが上手いといった自分の持っている個性を発揮してプレーすることで、自分の勝利への思いを表現するのだそう。
美術の世界も、同じように自分の思いや描きたいことを、絵を通して表現するんだなぁと、意外と共通する部分があると感じたようです。
ぷ~んと香る、油絵の具の香りや描きかけの絵…独特の雰囲気を感じる油彩画研究室。うっかり椅子に座ってお尻に絵の具がついてしまう“油研の洗礼”にも遭遇しつつ、ちょっぴり油彩画にも興味がわいてきた模様…?
明日は、油彩画研究室の指導教員・舩岳紘行先生に御園生君が「個性」についてのお話を伺います。

「油展」

会期:開催中~12月9日(月)※火曜休館
時間:12:00~20:00
会場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG(札幌市中央区北1東2)
入場無料