2019年11月18日月曜日

スーパーウィンズが送る、アートとは?(後)

こんにちは。i-BOXです。
明日から2日間にわたり、本校音楽文化専攻吹奏楽団による演奏会「北海道教育大学スーパーウィンズ」が始まります!今年のテーマは「アートになる吹奏楽」。昨日はスタッフPが練習の様子をご紹介、吹奏楽の中の“アート”を探ってきました。本日は、今年の公演をまとめあげる、3年生の山岸みのりさんにお話を伺います。

音楽がアート…?

―今回のテーマは「アートになる吹奏楽」。ズバリ、その意図とはなんでしょうか?
「吹奏楽は、現在色んな人や場所で演奏されるようになり、どんどんポピュラーになっています。その中でも、『ポップなものから磨き上げていったものがアートになる』という定義があり、大衆的に広まっていくポップの中から、『私たちは最先端を目指そう』『アートの中の演奏会を披露する団体であろう』という姿勢が今回のテーマです。」

―「アートになる吹奏楽」は志の話でもあったのですね…!では、山岸さんお勧めの一曲を教えてください。
「いつもお世話になっている田村文生先生が編曲した『バッハの主題による変奏曲とフーガ』です。音の重なり、ハーモニー、吹奏楽のサウンドの面白さ、色んな要素が入っていて、王道の聞きやすさではないけど、心に残り、感動する一曲です。王道ではないけど作り込んであることから指揮者の渡部謙一先生は『変わり種ラーメンの人気店』と表現されていました。笑」

スーパーウィンズは、面白さよりも芸術性を大事にする演奏会。新しいものを知ることで古くから受け継がれている音楽のよさを改めて知ることができるのも、本演奏会ならではです。さあ、いよいよ演奏会は明日からスタート!岩見沢はまなみーる、札幌はコンサートホールKitaraで、みなさまをお待ちしていますよ~!