2019年8月17日土曜日

衝撃!岩見沢とねぶた、実はなが~いおつきあいだった(後)

こんにちは。i-BOXです。台風一過の岩見沢。午後から気持ちの良い青空が広がりはじめました。i-BOX前のセンターホールでは、本日も引き続き、ねぶたプロジェクトの学生によるねぶた作りが行われています。今日はミニ鮭ねぶたづくりのワークショップも行われています。

岩見沢でねぶたはお馴染みだった!?part2!

さて、昨日もご紹介しましたが、ねぶたプロジェクト代表の藤本悠平さんに対し、元岩見沢校教授の村田文江先生、そして進藤貴美子先生によるスペシャルねぶたレクチャー(?)が行われました。
今からちょうど20年前、授業「学校文化論」で始まった「荒馬踊り」と「ねぷた」。
地域の文化を大切にし、教師自身が表現者となる力を身につけて欲しい、というねらいから、授業に組み入れられました。当時の「あやめまつり(現・彩花まつり)」では、150名ほどの学生が「ラッセラー」という掛け声で跳ね踊り、それは華やかだったとか。
当時は「ねぷた研究サークル」も発足し、青森県の金魚ねぷたを秋田の竿灯風にアレンジし、学生たちが手のひらや肩に乗せてまつりを練り歩いたそうです。
その後、学科再編のため授業はなくなり、まつりへの出演もなくなってしまいましたが、進藤先生と村田先生は2019年の現在までありとあらゆる資料を保存されていました。
お話を伺っていた藤本君、始終ため息をもらし、お借りした資料に釘付け状態。常々、「百餅まつり会場でねぶたを運行するのが最終目標」と公言してきた藤本君。人手が足りない!…なんて嘆く日もありましたが、「やっぱり百餅まつり目指して頑張りたい」と再び闘志を燃やしています。村田先生と進藤先生からは、最後に「頑張ってね」とエール(と差し入れ)をいただきました。
さて、肝心の鮭ねぶたは、現在骨組みの作成が完了し、紙貼り作業に突入。公開制作は残り2週間です。JR岩見沢複合駅舎をご利用の際には、是非ねぶたプロジェクトの様子もご覧になってみてくださいね。

「ねぶたプロジェクト2019」

公開制作:開催中~8/31(土)11:00~16:00
点灯式:9/1(土)19:00
点灯展示:9/2(日)~9/18(水)17:30~20:50
会場:JR岩見沢複合駅舎 有明交流プラザ2階 センターホール
観覧無料・8/28まで予約不要で紙貼り体験開催