こんにちは。i-BOXです。
先週スタートしました「現代美術・平面表現特講『銅版画』授業作品展」(JR岩見沢複合駅舎2階有明交流プラザ市民ギャラリーA)、ご好評いただいております!
先週スタートしました「現代美術・平面表現特講『銅版画』授業作品展」(JR岩見沢複合駅舎2階有明交流プラザ市民ギャラリーA)、ご好評いただいております!
楽しく奥深い!「銅版画」
今回初めて銅版画のエッチングに挑戦したという在廊中の栗田優花さん(3年)にお話を伺ったところ、やってみて「楽しい!」というのが一番だったようです。<
難しかったのは、ニードルで削って描いた線を腐食させた後に、インクを乗せるところ。
練ったインクをしっかり銅板にのせた後、板につくかつかないかギリギリのところで余分なインクを、寒冷紗(目の粗いガーゼのようなもの)でそっと取り除き、適量を残していく…その塩梅がまた難しいそうで、ここで残したインクの量が多すぎると刷ったときに黒くなってしまい、少な過ぎると彫り描いた線が刷れないなど。まさに手の感覚がものをいう最終工程。板に描くだけではない「版画」の奥深さを感じます。
初め、なんだか難しそうだなという印象でしたが、それも面白さのうちのひとつであると栗田さんのお話を聞きながら感じました!
会場には、素敵な銅版画作品のほか、技法解説や道具なども展示しています。会期は来週の日曜日まで。この週末には作品を制作した学生も在廊しておりますので、ぜひお立ち寄りください。