2019年7月17日水曜日

侵略者に図形楽譜!!今年も「さかなのアトリエ」の季節がやってきた!

こんにちは。i-BOXです。
7月27日(土)、北海道教育大学岩見沢校i-HALL(岩見沢市緑が丘2)では、岩見沢校と旭川校の学生による演奏会「さかなのアトリエSeasonⅡ」が開催されます。毎年夏に岩見沢、冬に旭川で演奏を行ってきた「さかなのアトリエ」は、いよいよ今年で10周年!今年もi-BOXではその見どころをご紹介致します!

「さかなのアトリエ」見どころを紹介します!

――本日お話を伺うのは本校音楽文化専攻4年 鍵盤第5研究室の斉藤有里さんです。当日は「侵略者のエチュード」という曲で出演予定です。なんだかすごい曲名ですが、いったいどんな曲なのでしょう?
「この曲はピアノを二台使い、演奏者を侵略者に見立てて、ピアノを打楽器のように演奏します。楽譜には「観客をちらりと見る」「怒り狂ったように」などの指示も書いてあるんですよ!鍵盤を掌で叩く、関節でコンコン叩く、腕で鍵盤を鳴らすなど、普段の演奏にはなかなか無い演奏方法に注目してみてもらいたいです。」

――…斉藤さんの侵略者ぶりが今から楽しみです…。ちなみに、松永先生から今回の目玉は一柳慧作曲「Sapporo」と伺っていますが、こちらはどんな曲ですか?
「この曲は『音楽』の概念を大きく変えたアメリカの作曲家ジョン・ケージが初来日した1962年に、一柳慧が札幌で初演した作品です。さかなのアトリエの曲目の中で、一番演奏者が多く、私たちを指導してくれている松永加也子先生(鍵盤第5研究室)も演奏します!」

図形楽譜と呼ばれる、特殊な楽譜を使用する「Sapporo」。後日、演奏会に向けて合同練習が行われるということで、i-BOXスタッフが後日練習の様子にお邪魔することになりました。「Sapporo」とはいったいどんな曲なのか…そしてスタッフはみなさまに曲を伝えることはできるのでしょうか…?是非、続報をお待ち下さい。
今年の「さかなのアトリエ」は7月27日(土)15時半より開演です!

現代音楽演奏集団
「さかなのアトリエSeasonⅡ第9回コンサート」

日時:2019年7月27日(土)15:30開演(開場は30分前)
会場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL(岩見沢市緑が丘2)
入場無料