2019年4月23日火曜日

「その歳だからこそ撮れるものがある」

こんにちは。i-BOXです。
i-BOXで現在開催中の写真展「イノセント」。先週末は川上さんが在廊し、多くのお客様と写真のお話をさせていただきました。「(感想の量に)もうおなかいっぱいです…!」とすっかり満腹になってしまった(?)川上さん。そこで、どうして写真を撮り始めたのか、スタッフTが聞いてみました。

カメラを通して自分を知る

16歳で始めたというカメラ。ニュージーランドへ短期留学に行くことになったとき、お父さんから持たされたのがキッカケだったそうです。
それからは、「とにかく気になったものを撮って撮って撮って…、そして後で自分が撮ったものを一斉に見返したとき、レンズを通してその時自分が見ていたもの、自分はいったい何が気になって、何を感じていたのか、何に惹かれていたのか、そのようなことが写真から知ることができる。それがとても面白いんです。」「16~17歳という一番多感な歳でぜひカメラをやってもらいたい。」と、若いうちに自己と向き合い、己を知ることの大事さを話してくれました。
本展では、そんな17歳の頃から21歳の現在まで撮りためてきた幾万もの写真の中から「イノセント」なまなざしで撮影されたものを選び、展示しています。「その歳だからこそ撮れるものがある」という川上さん。達観した表情と、展示されている写真のどことなく儚い感じが相まって、とても印象的でした。川上洸「イノセント」は、今月29日(月)まで。どうぞお見逃しなく。

2019年度 学生展示企画Part.1 川上 洸 個展
「イノセント」(※終了しました)

会期:2019年4月13日(土)~4月29日(月)
時間:10:00~17:00
会場:北海道教育大学岩見沢校i-BOX(JR岩見沢複合駅舎2階)
入場無料