2018年10月10日水曜日

ぶらりぶらり・ぶらりざわ(後)

こんにちは。i-BOXです。
昨日に引き続き、STV「エントランスアート」シリーズで展示『ぶらりざわ』を行う学生への取材レポートをお届けします!今日は、書理論研究室3年の鈴木愛香さんの制作現場の様子です。

製作中の研究室へ!!

研究室に入ると、墨のいい香りが。ちょうど授業が終わったばかりということもあり、研究生がたくさん居てとても賑やか!
そんな中、鈴木さんが『ぶらりざわ』に向けて制作中の作品を見せてくれました。正方形にカットされた半紙に文字の一部が描かれていて、これをパネルに貼り付けて展示をするそうです。
カットされた正方形は大小さまざまで、それらを繋げて読むと言葉になるのだとか。この展示方法は鈴木さんが高校生の頃に考えた方法とのこと。現在もそれを大事にしているんですね。
それぞれの文字の一部は、字体や切り取る部分なども緻密に考えられているようでした。今回は制作段階のものを見せてもらいましたが、1枚1枚文字の雰囲気が違っています。どんな作品が完成するのか楽しみですね。
鈴木さんは岩見沢のいいところを「雪」として表現するそうですが、豪雪のような驚異的なイメージではなく、岩見沢の風物詩として捉えてもらいたいと話していました。
雪はときに猛威を振るうこともありますが、やはり雪景色は綺麗で、雪は岩見沢の特徴の1つでもあります。鈴木さんの文字からはあたたかさが感じられ、“岩見沢のいいところ”としての雪を上手く表現してくれそうです。墨の黒と雪の白の対比が美しい作品になりそうですね。

さて、たくさん書いた文字の中から、一体どれが選ばれて作品になるのでしょうか。ぜひ展示が始まりましたら会場へ足を運んでみてくださいね!

第13回エントランスアートNEXT
「ぶらりざわ」(※終了しました)

会期:2018年10月10日(土)~11月2日(金)
時間:9:00~18:00(土日祝16:00まで)
会場:①STV北2条ビル(札幌市中央区北2西2)、②STV時計台通ビル(札幌市中央区北1西3)
入場無料