2018年8月3日金曜日

リトグラフってなあに?(後)

こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXでは現代美術・平面表現特講「リトグラフ」授業作品展が行われています。こちらのFacebookでは三日間にわたり、「リトグラフ」が実際にどうやって作成されているのかをご紹介してきました。最終日の本日は、授業3日目に行われた「刷り」の様子をご紹介致します。

3日目の様子!

3日目はプリントインクを用意するところからスタート!練盤と呼ばれるガラス板の上でインクをよく練り、ローラーを転がしてインクを巻きつけていきます。(写真1・2枚目)

次に、昨日載せた製版インクを落とした版を用意します。インクが載ったローラーを版にあててごろごろと転がすと、1・2日目に化学処理を行ってきた親油性の部分にきれいにインクがくっつきます。(写真3枚目)

最後に、版の上に紙を乗せて、プレス機にかけます。ぐるっとハンドルを回してプレス機から取り出すと、完成です!(写真4枚目)

現在開催中の展示では、授業参加者7名の作品の他、ローラーやインク、そして福嶋薫さん(現代美術・平面表現研究室2年)の作品「沈んでいく夕陽に意味を求めちゃだめさ」のアルミ版4枚なども展示中です。是非ご覧下さいね。
現代美術・平面表現特講「リトグラフ」授業作品展は8月12日(日)までの開催です。