2018年7月1日日曜日

岩見沢に、川俣正さんと、ヤマを作ろう(前)

こんにちは。i-BOXです。
6月27日(水)より、i-BOXでは美術文化専攻 アートマネジメント美術研究室による企画展「川俣正北海道インプログレス 岩見沢プロジェクト 2016-2018」が行われています。
岩見沢で行われているプロジェクトということで、ご来場のお客様も興味津々のご様子!本日はアートマネジメント美術研究室の笹木杏須加さん(3年)に本展についてご説明をいただきます

『川俣正北海道インプログレス 岩見沢プロジェクト展について』

この展覧会は、2016年より始動したアートプロジェクト「北海道インプログレス 岩見沢プロジェクト」の取り組みを紹介するドキュメント展で、美術文化専攻 アートマネジメント美術研究室のゼミ生が企画・展示を行いました。

「岩見沢プロジェクト」とは、炭鉱町では馴染みの深い“ズリ山”をイメージした巨大な構造物を、岩見沢の旧競馬場跡地に、25年かけて丸太で組み立てていくプロジェクトです。
私たちアートマネジメント美術研究室は、「岩見沢プロジェクト」の前段階となる、「三笠プロジェクト(2011~2015)」の頃より川俣正氏(三笠市出身、岩見沢東高校卒業)のお手伝いをしながら、制作を行ってきました。
この展示では、2016年にスタートアップ企画として開催したプランニングワークショップの様子や、2017年の夏に行った公開制作の写真、映像を展示しています。他にも川俣正による直筆ドローイングや立体マケット(※完成予想模型のこと)の写真なども特別展示しています。25年という月日をかけて行うプロジェクトの、第一回目のドキュメント展です。ぜひ足をお運び下さい。

2016年に有明交流プラザで行われた「川俣正トーク&ワークショップ」では、市内外から大勢のお客様がお越しになりました。あの時は来場者も作家も一緒になって「岩見沢にヤマを作ろう!」と盛り上がっていて、会場にいたスタッフOは「山を!?岩見沢に作る!?」と驚いたものです…。
あれから3年、既にその第一歩が踏み出されていることにスタッフO、再び驚いています。

明日は引き続き、笹木さんに「岩見沢プロジェクト」現地の様子をお伺いします。お楽しみに。