2018年6月17日日曜日

Road to “Uniform”!!(前)

こんにちは。i-BOXです。
現在、i-BOXでは「イラストレーション研究室展」を開催中です。本展は、イラストレーション研究室のゼミ活動の一環として行われています。展示のテーマから展示形態まで、展示に関する様々な内容をひとつひとつゼミの中で決めてきたイラストレーション研究室の皆さん。では、展示まではどのような作業が行われてきたのでしょうか?本日は研究室の頭脳役(?)・村井彩香さん(4年)にお話を伺います。

テーマは「制服」!?

――昨年度は初めての研究室展でした。実際に終えてみていかがでしたか?
村井「研究室として動き始めたばかりの昨年度は、先輩たちが手探りでとても苦労していたのを見ていました。初めての研究室展ということで、あらゆるモノの基本形である「まる さんかく しかく」というタイトルを付け、シンプルにみんなが好きなものを自由に描きました。“研究室展のスタート”という意味で良い展覧会になったと思いますが、作品のテーマやサイズなどがバラバラすぎて、展示作業が大変だったので、そこは改善していこうと話し合いました。」

――なるほど~。今年の展示、動き出しは早かったですよね。2月にはi-BOXに現4年生が打ち合わせに来てくれたのを覚えています。
村井「実際には12月頃から動きはじめていました。テーマやサイズを決めた方が展示として見栄えが良いのでは、というのは共通の認識だったので、ブレインストーミングでテーマを思いつくままにみんなで出し合い、たくさん出たテーマの中から「女子」・「カワイイ」・「制服」の3案にしぼり、最終的に投票で「制服(ユニフォーム)」に決まりました。
2月頃にはDMデザインの考案を始め、現3・4年生がそれぞれテーマに合ったイラストレーションを制作しました。その中から投票で中村紅葉さんの作品が採用されました。選ばれなかった他の人のお蔵入り原画はファイルに入れて展示しています。」

規格を統一したおかげか、今年の展示はお客様から「見やすいね」と好評です。では、何故この展示方法になったのか…?明日はイラストレーション研究室4年生の目谷真里奈さんにお話を伺います。こちらも是非どうぞ。