2018年5月4日金曜日

“アートは地域で何ができるか?”配布中

こんにちは。i-BOXです。
ただいまi-BOXでは、「地域力を高めるアートマネジメント人材育成事業 空知遊覧2017報告書 “アートは地域で何ができるか?”」を配布しています。
芸術・スポーツビジネス専攻が、本校のある空知地区を舞台に、ヌーヴォーシルク(現代サーカス)をモチーフにした芸術文化事業「空知遊覧」を2016年度より展開しており、これは昨年度の事業報告書となっています。

地域におけるアートとは?

本校に『芸術・スポーツ文化学科』が設置されたことをきっかけに、芸術とスポーツを融合するイメージのひとつとして、ヌーヴォーシルクがこの事業のテーマに選ばれました。
廃れていた“サーカス”というものをアートと融合させることで新たな魅力を生み出したヌーヴォーシルク自体が、サーカスを再生させたものであることから、地域再生につなげるエネルギーとなるのではないか、という願いからスタートした事業です。
2016年度は、空知がかつて炭鉱で栄えた地域であることから、炭鉱閉山後の廃校を使った美術館「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」などを舞台にヌーヴォーシルク公演を行いました。
そして昨年度は、近年この空知地区に徐々に増えつつある新たな地場産業“ワイナリー”に焦点をあててワークショップやセミナー、フォーラムを開催し、ヌーヴォーシルクの舞台には「鶴沼ワイナリー」が選ばれました。ぜひ報告書を手にとって、その様子をご覧くださいね。
お客様からは「こんなに立派な本、もらっちゃっていいの?」と聞かれることも多いですが、ぜひ芸術・スポーツビジネス専攻の取り組みについて市民の皆さんにも知っていただきたいと思っておりますので、どうぞお持ち帰りいただきゆっくり読んでみてください。
i-BOX前のモニターでは昨年度の公演の映像を放映中ですので、そちらもあわせてご覧ください。