2016年2月1日月曜日

修了・卒業展2015!(2)その年の顔!今年のDMデザインは?

こんにちは。i-BOXです。年が明けて早くも本日で2月に突入です。あっという間ですね~。
さて2月の毎週月曜日は、今年度の修了・卒業制作展の話題をお届けしていきますよ~!1月のフライングから2週目の本日は、その年度の卒展の顔ともいえるDM・図録のデザインの制作についてお伝えします。今年度のデザインを担当した染織研究室4年の野田玲菜さんにお話を伺いました!

DMデザイン担当・野田さんのこだわりを伺いました!


―シンプルながらも凛とした印象の今年のDM。どのようなイメージで制作しましたか?


「ずっと文字でデザインをしてみたいと思っていました。一つ一つの文字はリボンになっていて布がひらひらと一つのまとまりのように見えるようにデザインしました。あとは、私たち7期生は16の研究室から卒業生が出るのですが、こんなに多くの研究室があるのも特徴の一つかなと思いました。それで、みんながきれいに並んで4年間に学んだことをたずさえて卒業していくようなイメージでつくりました。
―毎年、コンペ形式でその年のデザインが決まる卒展DM。今年はDM係のデザイン研究室4年 宮尾 爽(あき)さんの声かけもあり、デザインの分野の学生さんのみならず、絵画や工芸、書からもデザイン案があがったとのこと。DM係の方とは協力しながら制作されたんですか?


「一人ではできなかったと思います。宮尾さんと一緒に紙の素材や大きさなど話し合いながら決めました。私が型染めの方法で型紙をつくって、糊おきしたものを宮尾さんがパソコンでデータに仕上げてくれました。文字や裏面の地図の藍色も実際に布を染める染料の藍に近い色に!と、とてもこだわってくれたんです。もう少し文字の感じを太く…文字の形が見づらいかも…と宮尾さんやみんなからもアドバイスをもらって3回ほど型紙を作りなおしたんですが、そのときも“野田ならできるよ~!”と励ましてくれて、私もかなり燃えました。」



―いいコンビだったんですね~。では、最後に卒展にいらっしゃるお客様に向けて一言お願いします!「裏表一枚というかたちにして、バッグにひょいっといれて持っていけるようにと考えて今回DMをつくっています。今年は展覧会場が3会場となって少し大変かもしれないのですが、ぜひそれを持って会場に足を運んでいただけたら嬉しいです!
DMは札幌・岩見沢の各所で配布中です。見かけたらぜひバッグへひょいっとしてくださいね^^また、図録は卒展会期中の展覧会場各所で配布予定です。こちらの登場もお楽しみに!