
今月初旬、ことにターミナルプラザPATOSで、本校の劇団ぱるふぇが「Case By Scale」を上演しました。内容は観た人だけのお楽しみ・・・ということにしておいて、本日は部長の竹崎孝之介さん(3年)と、今回の舞台で脚本・演出を担当された金内直文さん(4年)にお話を伺いました。
ぱるふぇの柱・金内さんにお話をいただきました!

金内「これまでの総決算のつもりで脚本を書きました。必要なものを書いていくうちに、どんどん長くなっていったんですが…。今回は、ぱるふぇの役者が“得意とするもの”を演じてもらっています。僕はそれどこがおもしろいの?っていう大人向けの作品も書きたいと思いますが、ぱるふぇの役者がそれをやらなくてもいい。」
竹崎「劇団ぱるふぇは勢いがあるから(笑)。僕らが10代・20代の今だから届けられるもの・やれる演技があると思っています。」
金内「作中で、主人公たちは自分で行動を起こしました。誰かが都合よくストーリーを運ぶのではなく、行動の結果“そうなった”ことを伝えたかった。見た人が“前に進むきっかけ”となる作品になることを願っています。」

竹崎「正直わかりません。他の新人賞候補たちの公演を見に行っていますが、ジャンルも方向性も皆バラバラです。12月2日に発表となりますが…これは本当にもう、わからないの一言です(苦笑)」
―さて、今後の活動は?
竹崎「劇団ぱるふぇは設立3年目を迎え、これからも継続的に演劇を作りやすくしていくための、システム整備をする時期に来ていると思います。もちろん自分の演技上の課題を解決していくことも大切ですが、システム作りにも力を入れていきたいです。」
金内「お、偉いね(笑)自分は書くことが自己表現なので、脚本を学べる大学院への進学を目指しています。あと、卒業するまでに一人芝居を一本やりたいですね。」
お話を通じて、劇団ぱるふぇの公演は、毎回学生たちが“今この時の全て”をかけて作り上げていくことが良くわかりました。金内君の頼もしい言葉もありつつ、次回作は未定とのこと。次回公演が決まり次第、またお知らせしてくれるとのことですので、その時を楽しみに待ちましょう!
劇団ぱるふぇの皆さん、お疲れ様でした!