2015年5月25日月曜日

学内ソロ選抜特集④管弦打楽器奏者に聞く! 前編

こんにちは。i-BOXです。
学内ソロ選抜がいよいよ週末に迫ってきました。
今日は管弦打楽器を担当する真鍋さん、大久保さん、遠藤さんにお話を伺いました!
いっぱいお話をしてくれたので、遂に二本立てです!
今日はそれぞれの楽器や研究室についてお伺いした内容を掲載します~!

マリンバ:真鍋陽絵さん


――マリンバ、初めて見ました。大きいですね~!

マリンバは、見た目の通り、木でできた鍵盤打楽器で、温もりのある音が特徴的です。大学で練習するのは5オクターブマリンバといって、通常のマリンバより1オクターブ多いので特に大きく感じるかもしれません。たたくものは「マレット」というバチですが、毛糸や綿糸が巻かれており、曲の雰囲気などによって使用するマレットの種類を変えて演奏します。


――そういえばマリンバって打楽器なんですね・・・。

打楽器なんです。管弦打楽器コースで、ホルンの遠藤さんと同じ研究室(金管楽器・合奏研究室)ですよ。マリンバは“鍵盤”打楽器ですが、研究室には他にも太鼓系・・・例えばティンパニとかスネアドラム(よく小学校の音楽室にあった!)を専攻している人もいます。

ホルン:遠藤美和さん


――ホルンはどんな楽器でしょうか?

ホルンはとても柔らかい音から強くて針のある音までとても幅広い音を出せる楽器です。出せる音域も広く、世界で一番難しい金管楽器としてギネスブックにのっているくらい難しい楽器なのですが、その分とてもたくさんの魅力を持っている楽器です。わたし自身、ホルンの音色に魅了されて今までホルンを吹き続けています。





――やはり練習量も多いのでしょうか。

そうですね。授業が終わった後だけでなく、授業と授業の合間の空きコマは必ず練習してます(一同頷く)。演奏会前だから、というのもあるかもしれませんが、とにかく空いた時間は練習!!ですね。

チェロ:大久保美里さん


――今まで知らなかったんですけど・・・実は全道でチェロを学べる大学って少ないんですね。

そうなんですよ。弦楽器を学ぶことが出来る大学は道内に他にないので、みんな東京に行ってしまいます。同じ弦楽器のヴァイオリンも状況は同じで、奏者が少ないのも現状ですね。


――それにしても、チェロって間近で見ると大きいですね。以前キーンレ先生の演奏を聞いたことがあるのですが、とても素敵な音色でした。

チェロは音域が広く、オーケストラでは低音パートだけではなく、メロディとしても活躍する楽器なんです。独奏楽器としても活躍しますよ。そのため、チェロのソナタや協奏曲もたくさんあります。また、人間の声に一番近い楽器とも言われてます。親しみやすく、音には深みもある楽器です。
空きコマは必ず練習している、という遠藤さんの言葉に、真鍋さんも大久保さんもその通り、と頷いていました。おみそれしました…。
さて、明日は、それぞれの曲についてお伺いしたコメントを掲載しますよ~!
(つづく)