2022年5月29日日曜日

舞台磨きで文化財に触れる!

こんにちは。i-BOXです。
岩見沢は午後から青空が広がり始めました。
開催中の枝元善藏さんによる個展「Shortpieces」も残すところあと1日。まだ見てない、という方は明日の15時までですのでお見逃しなく。


さて、本日は芸術・スポーツビジネス専攻の話題をご紹介します。角美弥子先生(地域文化政策研究室)が行う授業「芸術・スポーツビジネス実習Ⅱ」では、伝統文化の理解を深めることを目的に、能楽に親しみ、伝統芸能のいろいろなしきたりや、謡(うたい)も学びます。先週、こちらの授業の一環として小樽市の旧岡崎家能舞台に赴き、舞台磨きを行いました。


小樽市にある旧岡崎家能楽堂は北海道唯一の能舞台です。こちらは屋外にあるため夏期のみ使用・見学が可能となっています。そこで、夏に先駆けて、文化財の保存と活用に一役買うべく、舞台磨きを本校ビジネス専攻生が行いました。

今回は舞台に上がるため、まずはみなさん持参の白い足袋・もしくはソックスに履き替えて準備完了。
舞台磨きの手順は、①水で雑巾掛け ②乾いたら豆乳を使って磨く ③最後に乾拭きで仕上げ の順に行われます。…豆乳って、あの豆乳?と思いますが、”あの豆乳”を使用します。


舞台磨きが終わった後は、面(おもて)をつけて歩いたり、太鼓の演奏体験もさせてもらった学生たち。写真から、皆さんの緊張具合が伝わってきます…。


今後、授業では謡を習い、学生たちは9月4日(日)に行われる小樽藤雅会の「温習会」への出演を目指します。初めての体験ばかりで戸惑うことばかりでしょうが、頑張ってほしいです!