2021年11月19日金曜日

4年間を振り返って~平山紗也華さんインタビュー

こんにちは。i-BOXです。

先日、北海道教育大学基金育英事業奨学金の表彰式が行われました。こちらは世界や地域での活躍が見込まれる、前年度のGPA(成績平均値)の高い学生に対して贈られる賞で、本校では2~4年生から1名ずつ受賞者が選ばれ、4年生からは芸術・スポーツビジネス専攻の平山紗也華さん(芸術文化政策研究室)が選ばれました。そこで、本日は平山紗也華さんにこれまでの4年間についてお話を伺います。

平山さん、おめでとうございます!


――受賞おめでとうございます。今回は成績優秀者に授与される賞ですが、平山さんはこの4年間でどんなことを学んでこられたのでしょうか?
「主に芸術・スポーツに関する音楽フェス、劇場などのイベントの企画・運営に携わり、裏方としての役割を学んできました。授業の一環で2年生の時にインターンとして行った、鳥取県の「鳥の劇場」では、初対面の方たちと2週間、劇場のお手伝いとして運営に関わりました。














また、毎年行われている音楽文化専攻の学生が演奏する「まなロビ」にも携わってきました。誰に、どんな風に届けたらいいのかを考え、日程や、舞台装飾をする学生集め、集客など全部を取りまとめてきました。別の専攻の学生と、交わって活動することは大変ではありましたが、多くの事を学ぶことができました。」

――大学生活の中での思い出や印象的なエピソードがあれば教えてください。
「JOIN ALIVEにて実施した「オルタナティブガーデン」というプロジェクトです。コロナ禍になる前の1・2年生の時に、 “様々なカルチャーに出会え、くつろげる空間を作る”というコンセプトのもと実施しました。授業で忙しい時期でも、昼は授業、終わったら作業…とハードな日々が続きましたが、今振り返ると企画・運営に携わり良い経験になったと思います。初めての大きなイベントということで、予算管理やスケジュールなど不安なこともたくさんありましたが、多くの人に利用して頂き、無事成功して嬉しかったですし、思い出になりました。」
4年間様々なことに取り組み努力を積み重ねてきた平山さん。就職活動を終え、最後のひと山・卒業論文に挑んでいる真っ最中ですが…なんと!実は3月にi-BOXで展覧会を控えています。いったいどんな内容になるのでしょうか。その内容をちょっとだけ教えてもらいました。


「美術文化専攻の4年生3人と私との、専攻が違うメンバーでの展示を計画中です。美術を学んでいる人が何を考えているのかが分かるよう、作品と一緒に作者のエピソードを紹介したり、脳内を言語化したりして、それぞれの個性を活かした空間を作ることが出来ればと思っています。」



作者の脳内を言語化…一体どんな展覧会になるのでしょうか。平山さんの4年間の集大成になるであろう展覧会、楽しみです。続報が届き次第お知らせしますね。