2021年2月10日水曜日

一人になりたいときに…


こんにちは。i-BOXです。
現在、i-BOXでは2020年度学生展示企画Part.13川上洸「訪れるカンバス」を開催中です。先日もお伝えした通り、今回の展覧会は「雪景色」を撮影した写真です。ではなぜ雪景色を撮影しようと思ったのか…?今回は作者の川上洸さん(映像研究室 院1)にお話を伺います。

なぜ雪景色の写真…?








――川上さんはi-BOXでの展覧会は2019年に続き、2回目ですね。前回の「イノセント」も反響が大きかったですが、今回撮影した写真についてお伺いしたいです。

「前回は『イノセント』ということで、ありのままの純粋な写真をありったけ展示しました。今回は2020年の冬、卒業制作を終えたときに撮った写真を展示しています。当時は卒業制作や大学院の試験に疲れていて、一人になりたいと思って撮影に出ました。岩見沢・栗沢・幌向・当別・美唄…近郊をひとりで巡っていました。」








――市民からは「わざわざ雪を撮ろうとは思わない」という声がたくさん出ています(笑)。

「雪、僕も最初は嫌いでした。バイクに乗れないですし。でも、写真がきっかけで好きになりはじめました。雪は被写体となる“自然”が浮かび上がってきて構図が決めやすく撮りやすいんですよね。春夏秋とは違った景色が見られるので面白いです。まあでも、夏が一番好きです!夏よ早くこい!と思っています。」

来場者からはちらほらと「一人でゆっくり見たい写真」「誰にも会いたくないときにいいかも…」なんて声が自然と聞かれています。川上さんのこころが写真を通して伝わっているようですね。疲れているとき、一人になりたい時……雪景色が静かにあなたをお迎えします。「訪れるカンバス」は2月16日(火)までの開催です。



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2020年度 学生展示企画Part.13川上洸
「訪れるカンバス」
会期:開催中~2021年2月16日(火)
時間:10:00~12:00、13:00~16:00
会場:北海道教育大学岩見沢校i-BOX(JR岩見沢複合駅舎2階)
入場無料
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