2021年1月9日土曜日

カヌー登場!「ゆらり。」展スタート!(後)

こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXで開催中のスポーツ社会学研究室展「ゆらり。」、i-BOX内では研究室や水辺で行われる授業のご紹介のほかに、カヌーの作り方を写真で展示しています。

なぜカヌーを作っているの...!?

そもそも、スポーツ社会学研究室では何故カヌーを作るのでしょう?








スポーツ社会学研究室の指導教員である前田和司先生からは、「きっかけは、手作りカヌーを北海道の生活文化にしようと活動している北海道カナディアンカヌー倶楽部の考え方に共感したことから。作り方はハイテクですが、地元の木を使い、自分たちの使いやすいようにデザインし、地元の川や湖の上をこぐ生活を通じて、人と自然のつながりを作り出す…そのためにカヌーを学生と一緒に作っています。」と、コメントをいただいています。


まずは設計図を起こし、木材を切り出します。
その後、みんなで型を組み立て、形を作る作業へ。出来上がったカヌーにガラス樹脂でFRP処理を施して型を外し、仕上げに研磨すれば、カヌーの出来上がりです!


工程は大まかに12に分かれていて、ひと夏では終わらない膨大な作業量。とっても大変そう…ですが、写真に写る皆さんの顔はなんだか楽しそう!






展示をご覧いただいたお客様からは「無心になるんだろうな…目を見てたらわかるよ。きっととてもいい時間を過ごしてるんだろうね。」と感想をいただきました。





本展のために、展示室内には型の模型を設置。型がどんな風に作られているのか、どんな構造になっているのかよくわかります。ぜひじっくりご覧になってみてくださいね。スポーツ社会学研究室展「ゆらり。」は1月18日(月)までの開催です!