2019年10月2日水曜日

「天使あるいは悪魔」

こんにちは。i-BOXです。
今日は、先日まで開催されていた本校美術文化専攻現代美術・平面表現研究室3年 福嶋薫さんの個展「天使あるいは悪魔」の様子をご本人へのインタビューとともにお伝えします。

新作も追加される!個展「天使あるいは悪魔」

スタッフTが訪れたのは岩見沢市のお隣美唄市にある、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄。古い木造校舎の一角で、福嶋さんの個展が行われていました。

――今回が初の個展とのことですが、個展開催についてはいつ頃から意識していましたか?
「個展がやりたいというよりは、以前からアルテピアッツァで展示がしたいと思っていました。」

――普段どのように制作されますか?
「落書きは常にしていて…その中から派生させて作品を描いたりしています。絵を中心に制作していますが、ときどきそれだけではつまらないなと思い、立体も制作しています。」

――高校時代チェコに留学されていたそうですが、留学から得たものなどありますか?
「留学は一年間。最初は英語を話していましたが、徐々にチェコ語を覚えて…とにかく戦いでした(笑)でもそれだけでなく、チェコで多くのものを見て、広場に行けば演奏している人や絵を描いている人がいて、身近に芸術があるというのを肌で感じました。」

その頃の経験が、現在の制作に影響を受けているという福嶋さん。チェコ留学を決めたのはチェコの絵本や独特の色あいが好きだったからだそう。
今年度はこの後3つほど展示を控えているそうですが更なる新作も出す予定とのこと!次の出展は、10月26日(土)~30日(水)まで札幌文化芸術交流センターSCARTSで開催される、シンクスクール 2019 前期課題発表会「THINK SQUARE」。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!