2019年3月22日金曜日

新たな表現方法「写実」を手に入れよう

こんにちは。i-BOXです。
学位授与式も終わり、大学の長~~い春休みも残り僅か。本日は学生スタッフPから、春休みにかけて行われた集中講義のリポートが入ってきました。

油彩画をもっと深く!

スタッフPこと及川浩奈さんが所属する油彩画研究室では、毎年後期になると2・3年生が「油彩画特講」と呼ばれる講義を行います。その年によって内容は違い、昨年は金箔を使用した模写作品の制作を行いました(昨年の様子はこちら→http://iboxhue.blogspot.com/2018/02/blog-post_4.html)。
今年の「油彩画特講」、授業内容はズバリ「写実」。及川さん曰く、「絵画にはバロック絵画や印象派など、様々な表現がありますが、写実ではとにかく“リアルに描くこと”が求められるんですよ」とのこと。
今回は特別講師である写実画家の馬場洋先生がご持参された、日本ではまずお目にかかれない(!)貴重な作品集を見ながら、授業はスタート。それぞれが描きたいモチーフを探してはデッサンを描き、馬場先生のレクチャーを受けました。
加藤大幹君(2年)が描いているのは、ご両親が残しておいてくれたという、自分が幼いころにはいていた靴。その他にも、石鹸や観葉植物など、皆それぞれにテーマを決めて、描きました。普段は古典絵画について学ぶことが多いという油彩画研究室のみなさんですが、今回は現代絵画を参考にしているため、いつもと違う雰囲気の授業だったのだそう。こうして日々新しい表現方法を学んでいく油彩画研究室のみなさん。次は一体何に挑戦するのでしょうか?