2018年12月20日木曜日

1年生、地方公共交通のあり方を考える(後)

こんにちは。i-BOXです。
昨日は本校の1年生たちが無人駅を訪れた授業「地域プロジェクト」にi-BOX学生スタッフMが同行させていただいた際のレポートをお届けしましたが、本日はその授業を担当する宇田川耕一先生にスタッフMが授業の狙いなどをお聞きしたインタビューの模様をお届けします!
授業に同行させてもらったスタッフMの感想も一緒にご覧ください。

自由に考える力

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――このような地域プロジェクトを企画したきっかけを教えてください。
宇田川先生「 地域プロジェクトは地域と関わることが重要で、そこで岩見沢にある無人駅に着目しました。今ある無人駅の利用客は非常に少ないのが現状です。その中で、学生たちの創造性のある自由な発想を生かして、無人駅の利用客を増やせないかと考えました。学生たちもこのような機会がなければ、無人駅に訪れることはないと思いますし、岩見沢に4年間いて無人駅について知らないのはもったいないと思い、企画に至りました。」

――毎年、地域プロジェクトの内容を企画することは大変ですか?
宇田川先生「企画するのは大変ではありません。むしろやりたいことがたくさんあり、できることから実行しているという感じです。私はもともと広告関係の仕事をしていたので、色んな場所を見ると、“こんなことも、あんなこともできるな”とどんどんアイディアが湧いてきます。できれは学生たちにも、そのようになってもらいたいというのが私の願いであり、この授業の狙いです。」

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だんだん大人になってくると、できること、できないことを勝手に線引きをして、創造的なアイディアが出てこなくなりがちです。
この授業では、「リピーターを増やすような企画」というものを最低条件として、後は費用も考えずに自由にアイディアを考えるようにしていました。そうすることで自分達のアイディアを生かし、自由に考える力を身につけることができると思いました。宇田川先生の狙いがよく見えた授業でした。
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宇田川先生、ありがとうございました!スタッフMもお疲れさまでした!
地域のためにできることはさまざまで、色んな角度から地域を見つめることが大事ですね。今後も地域の皆さんにご協力いただきながら、学生たちが地域の活性化のため授業でさまざまな取り組みを行ってまいりますので、応援していただけますと幸いです!
今回ご協力いただきました岩見沢シティプロモーションの相澤さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました。