2017年6月16日金曜日

お初にお目にかかります!イラストレーション研究室です!(前)

こんにちは。i-BOXです。
今日は朝から近隣の小学生の皆さんがJR岩見沢複合駅舎の見学にいらして、i-BOXの外から元気な声が聞こえてとても賑やかでしたよ。

現在、i-BOXで開催中のイラストレーション研究室展「○△□(まる さんかく しかく)」では、研究室生8名の作品計23点を展示中です。初日にもお伝えしたとおり、初の研究室展、ということで皆さん試行錯誤した結果、このような展示になりました。

イラストレーションとは?

ところで、イラストレーションってそもそもどんなものを指すのでしょうか?

研究室指導教員の大西洋先生曰く、「イラストレーションは、商業媒体を通じて消費者に対してコミュニケーションを行う目的があります。例えば、出版社などのクライアントから発注を受け、本などで解りやすい解説図や物語のイメージを広げたりします。そのことにより本を売れるようにするなど、消費者に対してコミュニュケーションの仲介役として機能します。」とのこと。
イラストレーション研究室では、イラストレーターに必要な絵の技術力だけでなく、時代を観察する力や目的に応じて対象への理解力を深める授業が行われているようです。

研究室では、基本的な概念・歴史を理論授業で学び、それをふまえて演習課題やイラストレーションの実技課題を行っているとのこと。そこで、i-BOXスタッフが4年生のゼミにお邪魔してきました!

この日は、卒業制作に向けてどんなモノを作ろうと思っているのか話し合っていた皆さん。描くもののテーマも大事だけど、それをどんな媒体に落とし込むかによってイラストの可能性が広がるから色んなアイデアを考えてみて、という大西先生からのアドバイスに、色々と頭を悩ませているようでした。

お互いの作品に対して「こういうのも面白いんじゃない?」と意見を出し合ったりして、とても和やかな雰囲気でしたよ。大学での集大成ともいえる卒業制作では、今回の展覧会よりもワンランクアップした皆さんの作品が見られるかも!?楽しみですね。

明日は、研究室4年生の干場りんさんにお話を伺います!