2019年3月31日日曜日

ものづくりとお金の関係性を考えて(後)

こんにちは。i-BOXです。

切っても切り離せないお金との関係!(後)

昨日より、こちらのFacebookでは、プロダクトデザイン研究室で行われた集中講義の模様をお伝えしております。集中講義のテーマは、「量産を前提にした革細工」。安く、早く、良いものを作り出すために学生たちはみっちり作業を行いました。
初日は東海大学の中尾教授から講義を受けたみなさん。2日目は革細工を制作するための道具の使い方を学び、3日目からオリジナルの革細工を作るべく、デザイン作業へ…。まずは、メモ帳カバー、キーケース、就職活動に必須というヘアピンやリップクリームをまとめる「身だしなみセット入れ」(?)など、皆それぞれの「あったらいいな」を設計図に書き起こしていきます。
設計図を元に、紙を切って折って、考えて……あれ?ここをこうしたら、もっと手数が減らせるのでは?と気が付いたら、もう一度設計図を作り直して…の繰り返し。思考に耽る学生、ああでもないこうでもないと紙を折り続ける学生、デザイン画を何枚も何枚も書く学生…課題への取り組み方に性格が現れていました。
4日目は本制作を行い、プレゼンテーションをして終了しました。

……ところで、9名の学生が試行錯誤の末制作した作品、見てみたくはありませんか?実はこちらの集中講義で制作した革細工及びその制作過程を、i-BOXで展示することが決定いたしました。時期は2019年度秋と少し先ですが、ブラッシュアップされていく過程なども含めて展示を行う予定です。
展示が近くなりましたら、改めてお知らせ致しますので、どうぞお楽しみに。