こんにちは。i-BOXです。
昨日よりこちらのページでは、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館で開催中の「第5回ホープ展 太田香・坪井明花『追憶のかたち』」に出展中の卒業生2名の手記をご紹介しています。
今日はお二人が油彩画研究室で学んだことをピックアップしてみましょう。
「油研での生活においては、考え方や価値観などに対して寛容さを育むことが出来ました。ただひたすらに描き続けた時間、表現の自由さ、研究室内の雰囲気などから、“他人は他人、自分は自分”という思考や、他者のみならず自分の考え方にも寛容になれるような精神面での柔軟性が育まれました。油研での学びは、今の私の中でとても価値あるものとして残っています。」
「指導教員の舩岳先生の言葉で今でも頭に残っているのは『アトリエに長くいる』『一番多忙な人間が一番多くの時間を持つ』の2つの言葉です。働き始めると、行動しなければ制作する時間を作れないこと、やる気が起きなくても作業着を着てアトリエにいること。これは在学中でも卒業後でも制作を続けていくという観点で、私の中でとても大切なことだと思っています。」
多くの研究室生が日々研究室でキャンバスに向かう油彩画研究室。現在i-BOXで開催中の授業作品展では、そんな学生たちの様子を写した写真と、アトリエから生まれた在学生の授業作品を展示中です。会場では『追憶のかたち』の入場無料券も配布中ですので、まずは学生たちの学びがどんなものなのか…を見に、是非i-BOXにいらしていただけますと幸いです。
i-BOXで開催中の「第5回油彩画研究室授業作品展」は27日(日)まで、岩見沢市絵画ホールで開催中の「第5回ホープ展 太田香・坪井明花『追憶のかたち』」は11月1日(金)までの開催です。是非併せてお楽しみください!