2024年7月7日日曜日

雑誌「美術の窓」に掲載中です!

こんにちは。i-BOXです。

現在、生活の友社から出版されている雑誌「美術の窓」の1コーナー「技法講座」に、本校美術文化専攻油彩画研究室の舩岳紘行先生の記事が掲載されています。内容は1点の作品が完成に至るまでの制作過程を紹介するもので、コラムも掲載されています。舩岳先生にお話を伺ってみました。

――記事掲載おめでとうございます!技法講座、どんな記事になっていますか?
「僕が絵画を制作するときの一連の流れを見ることが出来ます。編集の方には結構バラバラに過程を話したり写真を送ったりしていたんですが、できた記事がうまくまとまっていて編集者ってすごいな~と感動しています(笑)」

――依頼を受けたときの心境はいかがでしたか。
「とても驚きました。昨年秋の二紀展の懇親会で、「美術の窓」の編集の方から私の作品を取り上げたいといういうお話はいただいていたのですが、「技法講座」だとは思っていませんでした。
「美術の窓」は、学生時代からよく読んで勉強させてもらっていました。作家の技を見られるということで、気になる画家が取り上げられている号を古本屋で探したりもしました。とても光栄なことなのですが、絵描きがよく読む雑誌なので、正直「怖いな」という思いもありますね。

――読んだ人、これから読む人へのメッセージをお願いします!
「絵を描かない方にとっては、少しマニアックな内容かもしれませんが、制作プロセスや絵具の塗り方の中に、作者の絵画に対する考えや、世界の捉え方が潜んでいます。
私の作品はモチーフに目がいきがちですが、何が描かれているか分からなくても色と形だけで訴えることができればと考えています。そのあたりを想像しながら読んでいただければ嬉しいです。
舩岳先生、ありがとうございました!
8月に網走市立美術館で行われる油彩画研究室展「深緑の向こう~舩岳紘行とその教え子たち~」のいい予習になりそうな特集ですね。
今後発売


される8・9月号にも特集は続くそうなので、気になる方は書店で探してみてくださいね!
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北海道教育大学岩見沢校油彩画研究室展
「深緑の向こう~舩岳紘行とその教え子たち~」
会期:2024年8月11日(日)~10月17日(木)
時間:10:00~16:00
会場:網走市立美術館
観覧料:高校生以上200円、小中学生100円
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