こんにちは。i-BOXです。
まずはみんなで円になって、新聞紙を出来るだけ音が鳴らないように隣の人に渡してみたり、模造紙を“キレイ”に渡してみたり、ミニ課題をこなしていきます。笑顔が見え隠れし、心も体も温まって来たところで、今日のメイン課題「紙だけを使って音楽を作ろう!」が課されました。
制限時間は30分。グループごとに分かれて「かえるの歌みたいに輪唱していく?」「これはあんまり音ならないね。」「ドラムみたいのが欲しいよね。」など、みなさん音を見つけることを楽しみながら、話あっていましたよ。
それぞれが考えた「音楽」は実にさまざま。中には新聞紙を身にまとった学生さんが踊り、周りが祭囃子のように音を立てる、なんてグループも。紙という素材だけでこんなに自由に創作が出来るのかと見ているこちらも驚きました。
授業を終えた学生さんに話を聞いてみると、「緊張したけれど、今まで紙を使って音まで発展させたことがなかったので面白かったです。大学生になってもこんなに楽しく、遊びみたいに、音を楽しく作れることに驚いたし楽しかったです。」と教えてくれました。
この「中等音楽科教育法Ⅰ」は今後指導案作りを行い、現職の先生に実際に作った指導案を見てもらって、模擬授業の実施へと進んでいきます。今日の授業の経験が活かされた、楽しい指導案作りになると良いですね。