先日お知らせした通り、8月21日(土)エルムホール(札幌市手稲区西宮の沢3-2)にて、「未来の音楽家コンサート~北海道出身の音大生・音大卒業生による~」が開催されます。本演奏会は11時と15時からの2部制となっていますが、こちらの演奏会に本校の学生が多数出演いたします。そこで、今日と明日の二日間は、出演する学生の皆さんに最近の音楽文化専攻のお話も交えつつ、インタビューをご紹介します。
2台のピアノを並べて!!
本日お話を伺うのは、第1部の最後を飾る ラヴェル作曲「スペイン狂詩曲より第4曲『祭り』」を演奏する安達莉子さんと鶴田奈々さんです。2台のピアノを並べて一つの曲を演奏するお二人。二人で練習する中で、お互いがどう思いながら演奏していることが大切です、と教えてくれました。
「スペイン狂詩曲はもともと管弦楽曲。今回演奏する曲はピアノ用に書き換えられたものです。祭の日に市場がにぎわう様子を様々な管弦楽器で表現していましたが、それらをピアノだけですべて表現するのがポイントですね。」
昨年は新型コロナウイルスの影響により開講されず、今年やっと開講されたピアノアンサンブルの授業。せっかく練習しても発表の機会がなかった中で、指導教官の二宮英美歌先生にアンサンブルで出演できるこちらのコンサートをご紹介いただいたのが演奏会に出演するきっかけになりました。