こんにちは。i-BOXです。
市立病院前バス停留所が海の中に!?
明後日3日(水)から始まる「青の世界で待ち合わせ」プロジェクト!本校の美術文化専攻書画・工芸コース15名が「地域プロジェクトⅢ」という授業の一環として、取り組んでいます。
1年生から授業として行われている「地域プロジェクト」。3年生になると、専門性を活かして地域と関わっていきます。 書道、日本画、染織、木工、金工を専門に学んでいる3年生ならではの方法で、地域を盛り上げるために「日常生活で何気なく使っている場所を、普段とは全く異なった空間に装飾する」という案が浮かびあがり、市立病院前バス停待合所を使って癒しの空間を作り上げます!
制作現場にお邪魔すると、皆さん「海の中」をテーマに涼しげな空間を制作中。何やら様々な素材の布をミシンで縫い合わせたり、プラバンで作られた色とりどりの魚をテグスでづなげたり…。授業の合間を見つけて装飾物の制作に勤しんでいました!
待合所のイスや床など細部も岩や海の底を連想させるような装飾が作られています。「最初は、床に絵を描く予定でしたが、そうすると絵を踏まないようにと市民の皆さんが入りづらくなるかなと思って、シンプルに海の底をイメージした深い青を塗ることにしました。」とのことでした。市民の方が利用しやすいように配慮されているんですね…!
プロジェクト代表の岩渕朝子さん、広報担当の飯岡さん、川原田さんにお話を伺うと「バス停の待合所は、ゴミが落ちていたり、汚れていたり…。このプロジェクトをきっかけにきれいに使おうという気持ちを持ってくれたらいいなと思います。」「岩見沢は内陸地で海が見えないので、市立病院のバス停に立ち寄って、気軽に海に行った感覚を味わってほしいです!」という思いを語ってくれました。
学生たちの地域への思いが込められた待合所は、8月3日(水)~5日(金)までの3日間限定で海の中へと生まれ変わります。12:00~18:00まで学生がお待ちしていますので、制作した学生の生の声も聞けますよ!バスを待ちながら夏の暑さをしのいではいかがでしょうか…!