2017年11月13日月曜日

火の神様に祈願!「ふいご祭」開催



こんにちは。i-BOXです。
昼過ぎからJR岩見沢駅前は雨降り模様…寒々しい景色のおかげか、駅舎内は一日を通して随分静かでした…。 さて、本日はこの季節ならではの”まつりごと”のご紹介。

ふいご祭りとは?

11月8日、金属工芸研究室では「ふいご祭」が開催されました。
「ふいご祭」は、鍛冶屋・鋳物師など、火を使って金物を加工する職人たちが行う神事のこと。その日は1日仕事を休んで神様を祀り、火の安全と仕事の繁栄を祈願します。(ちなみに、”ふいご”とは、火を調節するために使う送風器具をさします。)
神主・巫女役、司会進行役は学生の中から選出するなど、学生主体で運営をする「ふいご祭」。毎年、司会進行役は仮装をするルールで、今年の司会は緑色の特殊メイクのド派手な姿で登場!!衝撃的な格好の司会登場に、会場はざわざわ…。
しかしすぐに、厳かな雰囲気を取り戻し、神主と巫女により降神の儀がはじまりました。神主が祝詞(のりと)を読みあげ、参加者全員が玉串(榊の枝)を神前に捧げて礼拝をし、昇神の儀をして、無事に儀式を終わらせることができましたよ。

儀式が終わった後は、金属工芸研究室の佐々木先生から、「掃除に気持ちを込めてやっているか」「心から道具や場所に感謝していますか」など、常日頃の研究室の掃除について学生へ問いかけや、道具をきれいに、丁寧に使うこと、管理の大切さについてのお話がありました。学生も真剣に、先生の言葉を噛みしめている様子でした。 他研究室からも参加者が多数いる秋の恒例行事「ふいご祭」。

金属工芸研究室をはじめ、本校の美術文化専攻生の中には、作品を作るために火や刃物・大きな機械を使う学生が多数います。ふいご祭をきっかけに、これからも安全に、怪我無く作品を作ってほしいですね。