2017年7月4日火曜日

舞台「駈込み訴え」を上演します



こんにちは。i-BOXです。




授業やゼミ、サークルの活動ではなく、学生個人が実施する公演「駈込み訴え」が、北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUGにて7月22日、23日に上演されます。予約制となっており、本文の最後にお申し込みについてご紹介しますのでご覧ください。





さて、なんとこの公演、たった二人で企画・制作をおこなっているということで、さっそく芸術・スポーツビジネス専攻所属の長谷川友子さんと、美術文化専攻所属の小原みさきさんのお二方にお話を聞いてきました。




インタビュー内容です!

――今回の「駈込み訴え」はどのような公演ですか?
「太宰治の“駈込み訴え”という作品を元に、作品の内容と、自分たちの経験・考えが混ざるとどうなるか、というのを舞台で試してみたいと思っています。“舞台”というと、舞台上に演者が居て、客席に観客が居て…という形を想像しがちですが、今回の公演は観る人と演者が同じ目線で同じ空間に居るという雰囲気を大事にしています。ふだん舞台をあまり観に行かない、身近ではない、という人が多いと思いますが、“あ、舞台ってこういうこともできるんだな”という感覚で気軽に観てもらえたら嬉しいです。

――この公演を企画することになった経緯などを教えてください。
(長谷川)「最初は私が企画から上演まで全部一人でやるつもりで始めたんです。すごく落ち込んでいた時期があったんですが、4月頃になって何かやらなきゃと思って、“よし、一人舞台をやろう!”って、ほとんど思いつきと勢いで。でも、時期がだんだんと近づくにつれて“ヤバい、一人じゃ無理だ!”って(笑)。それで助けを求めました。」
(小原)「私は彼女が一人で舞台の準備をしているのは知っていたので、“いつでも手伝うよ~”って雰囲気を出してたつもりだったんですけど、本人は全く気付いてなかったみたいです(笑)。本格的にヤバいと思ったタイミングだったのか、夜中に電話が来て(笑)。それで二人で制作することになりました。」

――それでは最後に、観に来てくださる方へメッセージをお願いします。
「まだ私たち自身もどんな公演になるか想像できていなくて、ただ自分の考えに正直になって制作してみてどうなるか試してみたいという思いがあるので、皆さんにもこの公演がどうなるのかを是非見ていただけたらと思います。こういうことを伝えたいとか、そういうのは全く無いので、どうぞ気軽に観に来てください。観てどう思ったか気になるので、よかったら感想も聞いてみたいです。

長谷川さん、小原さん、ありがとうございました。
写真のブルーシート上の言葉の羅列は、台本のようなものだそうです。台本自体がアートのようだったので、終演後などに展示しないんですか?と聞いてみましたが、今のところお見せする予定は無いとのこと。ということで貴重な台本の一部をi-BOXスタッフが特別に撮影させていただきました!









いったいどんな舞台になるのか、未知の公演「駈込み訴え」は、当日ご覧いただいた方だけが知ることができます…!

ぜひ事前にチケット予約をしてくださいね。

【予約方法】
予約はメールにて受付いたします。
件名を「チケット予約」とし、お名前、電話番号、予約チケット枚数、希望公演日を明記の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。当日、会場受付にてチケットをお渡しします。
kakekomi17@gmail.com


「駈込み訴え」(※終了しました)

日時:①7月22日(土) 17:30開場/18:00開演
   ②7月23日(日) 15:30開場/16:00開演
会場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG
(札幌市中央区北1東2-4 札幌軟石蔵)
※入場無料、予約制、全自由席
(予約方法は上記本文をご覧ください。)