2017年7月2日日曜日

7月7日は「戴冠ミサ」を聴いてみよう!


こんにちは。i-BOXです。
さて、今週3日(金)13:00から北海道教育大学岩見沢校i-HALLにて授業「合唱」の成果発表演奏会を開催致します。先日i-BOXスタッフは合唱の授業に潜入し、その様子をお伝えしました(前回の様子はこちら→https://www.facebook.com/hue.ibox/posts/1959700444263876)。
本日は、当日の課題曲であるモーツァルト作曲「戴冠ミサ」について、本校音楽文化専攻声楽第2研究室の千葉万里奈さんにお話を伺います。

インタビュー内容です!


――「戴冠ミサ」とはどんな曲ですか?
「この作品は、W.A.モーツァルトが1779年に作曲し、彼の作曲した宗教曲の中でも代表的な作品となっています。ザルツブルクの教会にある、聖母戴冠像のために作曲されたことから、「戴冠ミサ」の名称が付けられ、レオポルド2世の戴冠式の祝賀ミサに各地で演奏されたために、その名前が定着したといわれています。この作品は6曲からなっており、全てラテン語で主である神を讃美し、感謝を込めて歌います。」


――この曲の注目ポイントを教えてください!
「今回演奏させて頂くのは、全6曲の中から1,2,3,6番の4曲で、全ての曲にはソリストがいます。合唱の荘厳な響きの中に、ソロの旋律が加わることで生まれるハーモニーに注目しながら聴いていただきたいです。また、曲中に何度か出てくる「アーメン」という言葉があります。これは、キリスト教の中で大切な言葉であり、「そうありますように…」と、祈りや願いを意味します。2,3番の最後には、全員でこの言葉を歌いますので、お聴き頂ければ嬉しいです。」

4月から服部先生の指導のもと、学生たちはこの学内発表会に向けて一生懸命練習をしてきました。お時間のある方は、是非i-HALLまでお越しください!



「合唱授業成果発表会」(※終了しました)

日時:2017年7月7日(金)
時間:13:45~14:15(開場は13:30)
会場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL(岩見沢市緑が丘2)
入場無料
☆プログラム
 モーツァルト「戴冠ミサ」
第1曲 キリエ(あわれみの讃歌)
第2曲 グローリア(栄光の讃歌)
第3曲 クレド(信仰宣言)
第6曲 アニュス・デイ(平和の讃歌)