2016年3月9日水曜日

始まりましたよ!冫(にすい)展!

こんにちは。i-BOXです。
昨日からご紹介しておりました冫(にすい)展が本日より始まりました!
今回、準備作業をしている間に今回の展示の代表を務める美術文化専攻2年 津田光太郎さんにお話を聞きました。




津田さんに伺いました!「冫」ってどういう意味?



 ̄今回の「冫(にすい)展」というタイトルにはどういう意味が込められていますか?

「冫(にすい) というのは部首のことを表していて‘凍る’、‘しばれる’、‘凝固する’などという意味があり三水は流動的な水のことを表しています。この冬から春になり雪が溶けて水なっていくように寒さに負けない作品で“にすい”から、流れるように常に変化をしていく“さんずい”へ、そして来年度から大学生活も折り返しの三年生になるという意味も込めてこのタイトルにしました。」

―参加人数や作品の数や分野はどのようになってますか?
参加人数は25名程度で作品数は40弱です。各コースから一人以上は参加しているため平面や立体作品など多種多様な作品を観ることができます。ただ、私自身所属している油彩画研究室にも強く声をかけたため油彩画研究室の作品がかなり多くなっています 笑」


―展示会場として岩見沢駅を選んでいるのにはどのような理由があるのですか?

「駅は天井が高くてお洒落な建物で、また工夫一つで会場を大きくすることができるところに魅力を感じています。また、岩見沢の大学にいるのに作品を岩見沢市の方々に見てもらう機会は卒業制作展ぐらいしかないのでぜひ成長過程の私たちを見てもらいたいと思いました。また、駅と展示会場が直結しているので普段美術作品を観る人に限らず沢山の人に見てもらえるのではないかと思っています。」

―では、最後にお客さまに一言お願いします!
「大学に入学してから大学生活の半分を過ごしてきた自分たちがどのように成長して変化したか、またどのように考えているのかというところ、そして徐々に変わっていく作品を観ることを楽しみにしていただけたら嬉しいです。」


各々の作品のみならず、展覧会自体のタイトルにも深い意味や願いがが込められている展覧会なんですね~。作品をつくるごとにこういった思いや考えというのも深まっていくのでしょうか。これらの想いを感じるためにぜひ展示会場まで足をお運びくださいね!

北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻 2年生自主制作展「冫(にすい)展」概要(※終了しました)


会期:2016年3月9日(水)~3月22日(火)
   9:00~21:00(最終日は16:00まで)
会場:有明交流プラザセンターホール・市民ギャラリーA・i-BOX
入場無料