“黒板アート”で教室ジャック!
こんにちは。i-BOXです。
さて、今回は、光陵中学校へ取材に伺いました!なにやら、光陵中学校の美術部員と教育大の美術文化専攻生が黒板で作業をしているようす…。
お話を伺うと、なんと教室の黒板を“黒板アート”でジャックするらしいのです!
この企画は、「卒業していく3年生へなにか贈りたい!」「皆を驚かせたい!」という中学生の想いから生まれたもの。そして、そんな中学生に教育大の美術コース/美術文化専攻生が協力・指導を行うことになりました。
本番は2月13日と14日、公開日は15日ですが、中学生・大学生ともに9月末から打ち合わせを開始し、長い時間をかけて準備やレッスンに励んでいたようです。そして、取材日はちょうど本番真っ最中!皆さん、朝から真剣に黒板に向き合って制作に没頭していました。合計5つの班に分かれ、それぞれの教室に黒板アートを行います。
そんな中、大学生代表の一人である油彩画研究室4年の三村紗英子さん、光陵中学校美術部部長の富田優菜さんのお二人にお話を伺いました。
油彩画研究室4年 三村紗英子さん
―この企画を行うにあたって、どのような考えをもって取り組みましたか?
「今回は年の離れた中学生と共同で作業をすることになったので、中学生との接し方に気をつけながら制作を行いました。今回の黒板アートは5つの班に分かれて行ったのですが、班によって中学生主体で制作したり、大学生が先導したり…それぞれの班のリーダーが色んな形で中学生をフォローしています。」
―なるほど…!中学生に技術等を教える際にどのようなことに気をつけましたか?
「まず、難しい専門用語を使わないように心がけました。また、中学生が主体の企画なので、中学生でもわかりやすいような作業工程にしています。」
―黒板にチョーク…なかなかそれで作品を作ることはないと思いますが、道具の使い方や技術等はどのように共有したのですか?
「道具の使い方はあらかじめ大学生の方で勉強・練習を行いました。そうして習得した技術を本番前のレッスンで中学生に教え、実際に描きながら共有していきました。」
―ありがとうございます!最後に、今回の企画の見どころを教えてください!
「中学生と大学生の力を見て欲しいです。中学生の豊かな発想力と、大学生のこれまで培ってきた美術的な技術のコラボレーションを見て、ぜひびっくりしてください!」
光陵中学校美術部部長 富田優菜さん
―この企画は、どのような気持ちから生まれたのですか?
「教室に入ってきた生徒や先生に、ありえない光景を見せたい!楽しい気持ちになって欲しい!という思いから生まれた企画です。その“ありえない光景”を表現するために、宇宙と海を合わせて表現したり、教室から亀が泳いでいる情景を描いたり、なにか新しい景色が生まれるように模索しました。いつも、皆が驚いたときの顔を想像しながら描いています。」
―今回は大学生と共同で作業を行うそうですが、これまでにどんなことを教えてもらいましたか?
「私たちは黒板アートが初めてだったので、大学生の方に道具の使い方の基礎から教えていただきました。大学生の方と一緒に制作していると、技術や想像力が身につきます。また、私たちの案を大学生の方にまとめていただいたのですが、私たちの表現したい世界を上手く表現してくれていて、とても嬉しい気持ちになりました。」
―お互いに良い影響を及ぼしあっているのですね!それでは最後に、今回の企画の魅力を教えてください。
「普通の絵画は影から描くことが多いのですが、黒板アートは光から描きます。いつもと勝手が違うので難しいのですが、沢山練習して綺麗な明暗のグラデーションが描けるようになりました。皆様には、ぜひグラデーションのつけ方やありえないようなデザインを見て欲しいです!」
この黒板アートは合計5室の教室に現れます。明日の後編は、完成作品と見た学生の皆さんの反応に迫ります!お楽しみに~。
さて、今回は、光陵中学校へ取材に伺いました!なにやら、光陵中学校の美術部員と教育大の美術文化専攻生が黒板で作業をしているようす…。
お話を伺うと、なんと教室の黒板を“黒板アート”でジャックするらしいのです!
この企画は、「卒業していく3年生へなにか贈りたい!」「皆を驚かせたい!」という中学生の想いから生まれたもの。そして、そんな中学生に教育大の美術コース/美術文化専攻生が協力・指導を行うことになりました。
本番は2月13日と14日、公開日は15日ですが、中学生・大学生ともに9月末から打ち合わせを開始し、長い時間をかけて準備やレッスンに励んでいたようです。そして、取材日はちょうど本番真っ最中!皆さん、朝から真剣に黒板に向き合って制作に没頭していました。合計5つの班に分かれ、それぞれの教室に黒板アートを行います。
そんな中、大学生代表の一人である油彩画研究室4年の三村紗英子さん、光陵中学校美術部部長の富田優菜さんのお二人にお話を伺いました。
油彩画研究室4年 三村紗英子さん
―この企画を行うにあたって、どのような考えをもって取り組みましたか?
「今回は年の離れた中学生と共同で作業をすることになったので、中学生との接し方に気をつけながら制作を行いました。今回の黒板アートは5つの班に分かれて行ったのですが、班によって中学生主体で制作したり、大学生が先導したり…それぞれの班のリーダーが色んな形で中学生をフォローしています。」
―なるほど…!中学生に技術等を教える際にどのようなことに気をつけましたか?
「まず、難しい専門用語を使わないように心がけました。また、中学生が主体の企画なので、中学生でもわかりやすいような作業工程にしています。」
―黒板にチョーク…なかなかそれで作品を作ることはないと思いますが、道具の使い方や技術等はどのように共有したのですか?
「道具の使い方はあらかじめ大学生の方で勉強・練習を行いました。そうして習得した技術を本番前のレッスンで中学生に教え、実際に描きながら共有していきました。」
―ありがとうございます!最後に、今回の企画の見どころを教えてください!
「中学生と大学生の力を見て欲しいです。中学生の豊かな発想力と、大学生のこれまで培ってきた美術的な技術のコラボレーションを見て、ぜひびっくりしてください!」
光陵中学校美術部部長 富田優菜さん
―この企画は、どのような気持ちから生まれたのですか?
「教室に入ってきた生徒や先生に、ありえない光景を見せたい!楽しい気持ちになって欲しい!という思いから生まれた企画です。その“ありえない光景”を表現するために、宇宙と海を合わせて表現したり、教室から亀が泳いでいる情景を描いたり、なにか新しい景色が生まれるように模索しました。いつも、皆が驚いたときの顔を想像しながら描いています。」
―今回は大学生と共同で作業を行うそうですが、これまでにどんなことを教えてもらいましたか?
「私たちは黒板アートが初めてだったので、大学生の方に道具の使い方の基礎から教えていただきました。大学生の方と一緒に制作していると、技術や想像力が身につきます。また、私たちの案を大学生の方にまとめていただいたのですが、私たちの表現したい世界を上手く表現してくれていて、とても嬉しい気持ちになりました。」
―お互いに良い影響を及ぼしあっているのですね!それでは最後に、今回の企画の魅力を教えてください。
「普通の絵画は影から描くことが多いのですが、黒板アートは光から描きます。いつもと勝手が違うので難しいのですが、沢山練習して綺麗な明暗のグラデーションが描けるようになりました。皆様には、ぜひグラデーションのつけ方やありえないようなデザインを見て欲しいです!」
この黒板アートは合計5室の教室に現れます。明日の後編は、完成作品と見た学生の皆さんの反応に迫ります!お楽しみに~。