2015年10月31日土曜日

北海道学生剣道新人戦大会!!

こんにちは。i-BOXです。

今日はスポーツの話題をお届けしますよ~。
11月3日(火祝)に北海道大学第1体育館にて開催される、第53回北海道学生剣道新人戦大会・第32回北海道女子学生剣道新人戦大会に、本校の剣道部が出場します。新人戦は、1・2年生のみが出場できる公式大会。そこで、この大会に出場する、大石幸太郎さん(スポーツ・コーチング科学コース2年)に、お話を伺いました。

先輩がいない!


―9月下旬に行われた学生剣道優勝大会では、5年ぶり2回目のアベック優勝を果たした剣道部。今回の新人戦に向けて、気合の程はいかがでしょうか。

「これまで、3・4年生の先輩がいる中で試合を行ってきましたが、今回は先輩がいない中でやっていかなければなりません。自分は初めて“引っ張っていく側”に立ちますが、今年度最後の団体戦と言うことで、チーム力が試される試合となります。1・2年がこれからのスタートを切るための重要な大会ですね。」

試合内容を教えて!


―ひっぱる側のプレッシャーはすごそうです。では、11月3日の試合内容を教えてください!

「試合は1日ですが、個人戦と団体戦があります。団体戦では、男子が5名で1チーム、女子が3名で1チームを作って出場します。昨年度、男子団体は優勝することが出来ましたが、女子は部員が足りず団体に出場が出来ませんでした。今年は女子も3名揃い、団体戦に出場できますので、狙うは男女アベック優勝です!」 練習が始まると、穏やかな大石さんの表情もきりりと引き締まります。部員の皆さんからは、大会へのみなぎる気合を感じることが出来ました。新人戦は11月3日(火祝)・北海道大学第1体育館で開催です。竹刀のぶつかる音、剣士たちの素早い動き…生で見る剣道は大迫力です。是非、本校剣道部の活躍をその目でご覧ください!

「第53回北海道学生剣道新人戦大会」「第32回北海道女子学生剣道新人戦大会」 概要(※終了しました)


■日 時:2015年11月3日(火祝)
■場 所:北海道大学第1体育館(札幌市北区北17条西7丁目)

2015年10月30日金曜日

ワッショイ!油彩祭(1)教えて舩岳先生!

こんにちは。i-BOXです。

11月の毎週金曜日は特集ワッショイ!油彩祭と致しまして、美術文化専攻油彩画研究室に密着します!フライングスタートの本日は、現在i-BOXにて個展を開催中の舩岳紘行先生にお話しを伺いました。美術棟へお邪魔してみると、先生は11月5日よりHUGにてはじまる個展のための額づくりの真っ最中。こうやってひとつひとつ絵に合ったものを作られるんですね~。

 さて、油彩特集第1弾となる今回は、i-BOXでの個展の中でお客様の抱いた疑問や感想について、先生の制作への思いについてお答えいただきたいと思います!

舩岳先生の”不思議な世界”についてお聞きしました~!


―今回、i-BOXの個展で先生の作品を観てまず、お客様の声で多く聞かれるのは『不思議な世界』。先生は普段どんなことを考えながら作品制作に向かっているのでしょうか?


「一番にあるのは、自分の感覚に素直に描くということだね。自分が受けた感覚を正しく伝達したいと考えています。絵に描かれている感覚は、普段の生活の中で感じたことです。ただ、見えたものをそのままに描くだけでは伝わらない部分があって、得た感覚をあるモチーフに例えたり、置き換えることでうまく伝わるんじゃないかと考えています。あとは、キャッチ―だけど絵としてきちんと鑑賞できる、ポップだけど古典的といった絵としての調和とイメージの対比があるようには意識しています。」


―現在展示中の作品「白樺の森」について地面に描かれているヘビのような、根っこのようなものが気になる』 というお声がありました。


「それは嬉しい気づきだなぁ。これは特に大きな絵を描くときに考えることなんだけど、1つの画面の中に“大きな声と小さな声があるようにしたいと考えています。この絵に関していうと、白樺の目や女性に手をとられて頭が伸びている人が大きな声、対して地面を這うヘビや木の間を飛ぶクマゲラなどは小さな声。
ぱっと絵をみたときに、まず聞こえるのは大きな声の方なんだけど、じっくりみてもらいながら徐々に発見するみたいに小さな声まで聞いてもらって、その絵が鑑賞者のものになっていくといいなと思います。そうしてその作品に入り込んで自由に想像をふくらませてほしいですね。」


―また、大きな声とされる頭の伸びているひとや今回展示されている7点の作品の色がきれい!ピンクが印象的とのお声もありました。確かに、多くの作品にピンク色が使われていますが、なにか思い入れのある色なのでしょうか?


ピンクかわいいなって。 (笑)娘が今とてもピンク色にはまっていて持ち物全部ピンク色みたいな。そういう風な感覚的なものではあるのだけど、僕の作品のイメージが結構突飛なので、かわいい色で和らげようとしているところもあるかな…。
あとは発色のよさに惹かれています。また、頭の伸びている人に関しては、今回の展覧会のタイトルにもなっている“のびる山”が山になる前のアイデアスケッチのひとつです。作品を描くにあたっては、絵全体のものや部分的なものまでたくさんのアイデアスケッチがあって、時には、その絵を描くためのスケッチではなく、それ以前に描かれたものが、今の絵の世界にしっくりくるなと思って登場することもよくあります。」



―お話をきいて、先生の作品には1つの作品の中に死生観といった少し重たいテーマや表現としてかっちりと考え込まれた部分と、これはしっくりくるなやピンクはかわいいといった感覚的に決定される部分がさまざまに同居しているのだなという印象がありました。そういった対比が不思議な世界観を生み出しているのでは…!?


お話の中に登場した「白樺の森」のあるi-BOXでの展示は11月23日までです。HUGでの展示は11月5日~29日まで。間もなくはじまりますよー!先生の思考と感覚の世界をぜひ、お見逃しなく!

2015年10月29日木曜日

狙え新人賞!劇団ぱるふぇ「Case By Scale」(後)

こんにちは。i-BOXです。
本日も札幌劇場祭TGR新人賞を狙う本校所属・劇団ぱるふぇの練習風景をお送りします。
練習室に入ってみると、皆さん顔を突き合わせて何か相談中のご様子でした…。



公演2週間前の戦い



「今は、上演予定時間を大幅にオーバーしているので、削れるところを探しているんです。
かれこれ数週間削りの作業をしているのですが、みんな不思議と、削ってもすぐに稽古を始めちゃいます。凄いですよね」

今回取材対応をしてくれたのは劇団ぱるふぇの制作担当・山口祐佳さん。
取材にお伺いしたときは、公演2週間を切った頃。
公演まで時間が無いからとなあなあにせず、今からでも直すところは直す…
作品作りに妥協はない模様です。



言いたいことが言えるから、妥協もしない



さて、今回は札幌校の演劇集団・空の魚から田村まりこさんに客演として来ていただいています。
練習はどうしているのでしょうか?

「水曜日と金曜日はぱるふぇの4名(竹崎・葛西・金内・安富)が札幌へ練習に行きます。
逆に、土曜日と日曜日は田村さんに来てもらっています。
夏に札幌校で5分校合同演劇祭を行ったのですが、そこからご縁があって、今につながっています。この舞台に出演するメンバーは1年から4年までと、みんな学年がバラバラです。
でも、言いたいことが言える、とても良い空気で練習が出来ているので、きっといい舞台になります。」

聞けば、空きコマがあれば、一人でも二人でもここで練習をしているそう。
みなさん、かれこれ舞台漬けの生活が1ヶ月以上続いているようです。

練習は、真剣なときと砕けたときでしっかりメリハリをつけて行っているとのこと。
とても楽しそうな雰囲気でした。

今回の見どころ…は敢えてうかがわず、全ては劇場で観てからの“お楽しみ”。
一体どんな舞台になるのか、楽しみです。



「Case By Scale」概要(※終了しました)


TGR札幌劇場祭2015参加作品 劇団ぱるふぇ 「Case By Scale」
作・演出 金内直文
日にち:11月3日(火祝)、4日(水)
時 間:各日2公演(①14:00~②18:00~)
場 所:ターミナルプラザことにPATOS(札幌市西区琴似1条4丁目)
詳細は劇団ぱるふぇホームページhttp://parfait.takara-bune.net/ から

2015年10月28日水曜日

狙え新人賞!劇団ぱるふぇ「Case By Scale」(前)

こんにちは!i-BOXです。

 来月7日より札幌市では「さっぽろアートステージ」というイベントが開催されます。今年で11年目となるさっぽろアートステージ。音楽・美術・演劇など多彩な芸術分野に多くの市民が参加できる、「アートの入り口」とも言うべきイベントですが、この度、舞台芸術部門「札幌芸術祭~Theater Go Round(TGR)」に、本校所属の劇団ぱるふぇ、新作「Case By Scale」で挑みます!


「Case By Scale」作・演出 金内直文




☆あらすじ
出会わなければよかったんだ――
大学生、染皮 いつかは源 肇(みなもと はじめ)と名乗る男に話しかけられた。
同じころ、青嶋ふみは、トランスジェンダーの観鹿菜 真琴(みかな まこと)と友達になろうとした。
人間関係を避ける いつか と、自分を変えたい ふみ。
互いが持つ本の入れ替わりをきっかけに、ふたりは出会うのだが。
それぞれの、出会いと繋がりの物語。

☆CAST
竹崎孝之介 田村まりこ 葛西尚隆 金内直文 安富大祐


今回劇団ぱるふぇが狙うのは旗揚げ3年以内の劇団に送られる「新人賞」!
従来のぱるふぇメンバーに加えて、北海道教育大学札幌校演劇部「演劇集団空の魚」から、田村まりこさんを客演にお迎え。パワーアップした劇団ぱるふぇが、本気で新人賞を獲りに行きます。公演は11月3日(火祝)、4日(水)の2日間。時間は各日14:00~と18:00~の2公演です。(詳細・チケットはこちらから)
明日の後編では、その練習の様子をお送りします!どうぞお楽しみに!

2015年10月27日火曜日

OSK総選挙投票ありがとうございました!角先生よりご講評

こんにちは。i-BOXです。
冬の空気が一気に押し寄せてきたような温度ですね。車をお持ちの方はタイヤ交換はお済ですか?雪が積もるのも間近…お忘れなく!


 さて、今月20日まで開催のT-Collection vol.2「眺めて楽しむ日本のお酒」にてカップ酒デザイン人気投票「OSK総選挙」同時開催しておりました。先日イベントページにて投票結果をご紹介しておりましたが、本日は出展者である角先生より結果に関してご講評いただきましたよー!

「OSK総選挙」投票結果発表!


〈総合第1位〉「雪男」









〈男性第1位〉「三重の寒梅」 










〈女性第1位〉「梅酒」









〈Twitter第1位〉「旭山動物園-海」









〈以下、角先生〉
雪男が総合1位です。ユーモラスな感じが受け入れやすいのでしょうか、はたまた雪男と呑みたくなるのでしょうか(私は呑みたいです(`・ω・´)キリッ)。

男性は渋いものや力強いものにも票が入っていましたが、女性には華やかで可愛い感じの柄に人気があったようです。ウェブの投票では、わかりやすいものに票が集まったとも考えられます。もしかして郷土の組織票とかもあったりしたかも…次回(!?)はぜひご出身もお訊ねしたいと思います。趣味に走りすぎたコレクションでしたが、足を運んでくださった皆様、ご投票いただいた皆様、i-BOXのお二方に御礼を申し上げます。ありがとうございました。



今回の投票結果は先生のある野望の一助になるかもしれないとのこと…。講評から次回(!?)開催も示唆されています…!まだまだ増えてゆく先生のコレクションに期待です^^

会期中は、デザインに惹かれる方、地元のお酒に反応される方、もちろんお酒が大好きな方など、いつものi-BOXとはひと味違った層のお客様にも出会うことのできた貴重な展示となりました。今後ともi-BOXをごひいきに~。

ご来場&ご投票くださった皆様、そして角先生、本当にありがとうございました!

2015年10月26日月曜日

満員御礼!「函館戦争」終了しました

こんにちは。i-BOXです。

「函館戦争」、ついに終了!ありがとうございました!


10月24・25日は北海道教育大学実験劇場による、マドリガーレ・オペラ「函館戦争」が行われました。会場は両日とも満員!はるばる函館からやってこられた、という方もいらっしゃいました。

今回上演されたのは、函館戦争の終盤、新政府軍に追い詰められていく榎本武揚と、追い詰める側の黒田清隆が和解するまでを辿るもの。公演前のプレレクチャーでは、五稜郭タワー株式会社代表取締役会長である中野豊さんをお迎えして、函館で実際に行われている「箱館五稜郭祭」についての講演もありました。

榎本武揚役の鴨川太郎先生(釧路校教授)、黒田清隆役の岡元敦司さん(本校非常勤講師)、そして語りの塚田康弘先生(本校教授)。声の種類で役柄が決まるオペラにおいて、今回出演された3名は全員バリトンという異色作。終盤に流れる榎本・黒田・語りの三重唱は、重厚感があって聴きごたえがありました。もちろん、受付やご案内、オケピットなどで学生さんの活躍も随所に見られましたよ~。出演者・関係者の皆様、お疲れさまでした!!

さて、この日、北海道教育大学実験劇場の次年度の公演計画が発表されました。
なんと、来年の実験劇場はイタリアに進出!?
2016年9月15日、ツァンドナイ劇場にて、「バスティアンとバスティエンヌ」「函館戦争」を招へい公演するようです。凄すぎます!!また、秋にはC.モンテヴェルディのオペラ「タンクレディとクロリンダの戦い」の公演も予定。実験劇場の皆さんは来年度も大忙しですね。
まだまだ走り続ける北海道教育大学・実験劇場。今後の活躍が楽しみですね!

2015年10月25日日曜日

道展にいってみませんか?

こんにちは。i-BOXスタッフOです。

岩教からの入賞者多数!道展開催中です


現在、札幌市民ギャラリーで開催中の美術公募展・第90回道展(北海道美術協会主催)。日本画 、油彩、水彩、版画、彫刻、工芸の6部門の入賞・入選作品と会員・会友作品の計577点が展示されています。




もちろん、本校で美術を学ぶ多くの教職員・学生も出品しています!
佐藤菜摘さん(デジタル絵画研究室・院1)が佳作賞、遊佐千裕さん(油彩画研究室・院1)、野田玲菜さん(染織研究室4年)が新人賞を受賞!入選者も多数、本校の卒業生も多く出品されているようです。詳しくは道展HPをご覧くださいね。





「90周年記念大賞」を佐藤さんが見事受賞しました~!




さて、通常の道展の最高賞は「北海道美術協会賞」ですが、今回は90周年を記念し、協会賞より上の「90周年記念大賞」が設定されていました。なんと、その大賞に選ばれたのが、本校の佐藤歩惟さん(金属工芸研究室・院1)。新聞やテレビ等でご覧になった方も多いと思いますが、作品は「spring stove」。そして本学のホームページには掲載されていますが、佐藤歩惟さんはi-BOXの“中の人S”でもあります。

・・・ということで佐藤さーん、コメントをおねがいします。

「ご紹介いただきまして、ありがとうございます。今回このような立派な賞をいただきまして、本当に嬉しいです。これを励みにこれからも仕事と制作と頑張っていきます。ありがとうございます!」



道展は11月1日(日)まで。よし、早速明日行こう!という方、月曜は休館日ですので要注意を・・・。本校学生の美術作品だけでなく、北海道内のさまざまな作品が一堂に会する場です。ぜひ足をお運びくださいね。


2015年10月24日土曜日

平成28年度前期i-BOX利用者募集のお知らせ

こんにちは。i-BOXです。

i-BOXを利用してみませんか?


来る11月1日より、平成28年度前期i-BOX利用者を募集します!
教職員、学生の皆さまの活動を、学外へ発信するお手伝いをするのがi-BOXですが、その大事な発信方法の一つがi-BOX室内を利用したギャラリー展示です。本年度もこれまでに様々な展示がありました。大分するとこんな感じでしょうか。


 ☆学生企画展示…学生主体で企画する展示。個展・グループ展など。


授業成果展…授業で制作した作品や活動成果などを展示。



 ☆イベント告知・報告展…大学主催のイベントに併せた告知・報告展。


 ☆お楽しみ展…教職員のコレクション展や教員の個展など。



現在は油彩画研究室の舩岳先生の個展が開催中ですが、その後も授業成果展やグループ展などで、本年度の利用は既に埋まっています(ありがとうございます!!)。そして、少し早いかもしれませんが、11月1日(日)より、平成28年度前期のi-BOX利用受付を開始致します。

i-BOXには多くの市民の方がいらっしゃいますが、皆さん口々に言うのは「えっ!こんなこともやってるの?知らなかった~。面白い!」。大学内での活動は外に見えにくいものですが、興味を持っている方は大勢いらっしゃいます。学生や教員、大学の活動をもっと知りたい!という方に、自分の活動をアピールするチャンスです!

学生教職員問わず、「利用してみようかな」という方は、是非メールやお電話でご連絡を。実はこういう活動をしているけれど、どうやって展示にしたら良いかわからない…という方は、まずはご相談ください。スタッフと一緒に展示を作り上げてみませんか?
皆さまからのご連絡、お待ちしております!

2015年10月23日金曜日

函館戦争 其の四 オペラを観るその前に。

こんにちは。i-BOXです。 10月の毎週金曜日はマドリガーレ・オペラ「函館戦争」特集!いよいよ本番は明日。本日は、マドリガーレ・オペラ「函館戦争」で描かれるやり取りの前に、史実では何が起こっていたかを振り返ります。

史実の「函館戦争」をおさらいしてみよう!


榎本武揚ってどんな人?
旧政府軍。儒学・漢学・英語を幼い頃から学び、樺太巡検やオランダへの留学などを経て、国際情勢の動向や航海術にも長けている。徳川海軍副総裁となるも、戊辰戦争の折に新政府軍に抗うため、最強の軍艦「開陽」を回航して蝦夷地へ向かう。

黒田清隆ってどんな人?
新政府軍。西郷隆盛の使者として、薩長同盟締結に奔走後、倒幕のため各地で戦いを繰り広げる。これに抵抗した榎本武揚が蝦夷地へ向かい函館を制圧したため、函館征討参謀となって、蝦夷地に乗り込む。

「開陽」
幕府がオランダ政府に建造を依頼した巨大軍艦。完成後、オランダに留学していた榎本武揚が回航しながら日本に戻ってきた経緯を持つ。その後、戊辰戦争の折に抵抗した榎本武揚が回航して蝦夷地へ向かうが、上陸先の江差で暴風雪に遭い、座礁・沈没した。


★承前
「開陽」を回航しながら函館へやってきた旧政府軍の榎本武揚。しかし、「開陽」の沈没や、新政府軍との戦いにより仲間が次々と失われるなど、数々の悲劇に見舞われます。新政府軍の黒田清隆に書状で降伏を持ちかけられた榎本は、オランダ留学の際に入手し、海法を学んだ「万国海律全書」が戦闘で焼失するのを恐れ、降伏はしないがこの本を守ってほしい、と書き記し、黒田に送ります。


古くよりオペラが描くテーマは「人間愛」です。
函館戦争で黒田と榎本はまさに魂と魂がぶつかり合う戦いを繰り広げます。この戦いの後、史実では黒田と榎本が現在の北海道の礎を築くに至る訳ですが、果たして彼らはどのように絆を結んだのでしょうか?
脚本・演出は本校声楽第1研究室の塚田康弘教授です。黒田と榎本の関係性を切り口に、オペラの原点を探ります。上演は明日からスタート。皆さま、教育文化会館でお会いしましょう!

2015年10月22日木曜日

北欧クラシックで気分はノルウェー!

こんにちは。i-BOXです。
本日より、「舩岳紘行展~われる山 のびる山」が始まりました。朝から早速、多くのお客様がいらっしゃっています。先生こだわりの“入り口から見える絵”に引かれてふらり…という方も。会期は11月23日までですので、是非足をお運びくださいね!

今回のまなロビは北欧クラシック×VJ!


さて、毎月1回、学生が主体となって、市民会館まなみーるのロビーで行うコンサート「まなロビ」。その時々で、美術や舞踊などの様々な分野と音楽がコラボレーションをするのが特徴です。今回のテーマはズバリ「北欧クラシック音楽×VJ」。

今回登場する立岡洵さん(本校大学院1年)は、今年ノルウェー留学から帰ってきたばかり。7月に行われた「さかなのアトリエ」にも登場するなど、帰国後も活発に活動を続けられています。今回のプログラムは、立岡さんの留学先・ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグの作品を中心に構成。

 そしてVJ(ビジュアルジョッキー)を務めるのが、映像研究室に所属する佐藤晴香さん(本校院1年)。先日行われた研究室発表「転がるヤングに苔生えぬ」では、CGを用いた不思議と心地よくなる映像を発表されていました。VJとは、音楽に併せて映像演出を行う者…ということで、立岡さんの音楽と、佐藤さんのCG、そして「まなロビ」ではお馴染みとなった八谷さんの空間造形がコラボレーションする不思議なコンサートになりそうです。
 「まなロビ」のFacebookページやTwitterでは、そのリハーサルの様子もちらりとのぞくことができますので、是非併せてご覧くださいね!



「まなロビvol.27 北欧クラシック音楽×VJ」 概要(※終了しました)


日 時:2015年10月26日(月)18:00~19:00
場 所:まなみーる岩見沢市民会館・文化センター
    (岩見沢市9条西4丁目1-1)
入場料:無料
出 演:立岡洵(ピアノ)、中村和乃子(オーボエ)、八谷説大(空間造形)、佐藤晴香(VJ)

2015年10月21日水曜日

本日展示作業日&11月のi-BOXは「油彩祭」!

こんにちは。i-BOXです。

舩岳先生が来場&OSK総選挙の開票


 本日「舩岳紘行展~われる山 のびる山」の搬入が行われました。朝から舩岳先生が来場し、試行錯誤を繰り返していらっしゃいましたよ。

「入り口から見える絵で興味を持って入ってきてもらえたらいいな…」ということで、i-BOXの二つの入り口から見える絵の見え方を大事にしながら作品を配置されていました。
作業の合間には、絵画に関するお話や、制作に対する思いもお伺いしたのですが、とっても“濃~い”内容で驚きです。11月のi-BOX特集は「油彩祭」を予定。そちらでしっかりご紹介させていただきますのでどうぞお楽しみに!

…と同時に、本日i-BOXでは、昨日まで行われていました「T-Collection vol.2角美弥子 眺めて楽しむ日本のお酒」関連企画「OSK総選挙2015」の開票も行っています。20日間の期間中、来訪いただいたお客様の総数はなんと287名!これはi-BOX史上初の数字です。
その中から会場でOSK総選挙にご協力いただいた票数は約80票。他にもTwitterやイベントページなどでも投票を受け付けていました。全体像がまだ把握できていませんが、男女別や飲酒習慣のあるなしでどうやら若干好みに差があるような気が…。 開票速報は後ほどイベントページやTwitterでも行いますので、今しばらくお待ちください!


「舩岳紘行展 ~われる山 のびる山」 概要(※終了しました)


★岩見沢会場
会 期:2015年10月22日(木)~11月23日(月)
時 間:10:00~17:00
場 所:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
    (岩見沢市有明町南1番地1有明交流プラザ2階)
入場料:無料

2015年10月20日火曜日

われる山 のびる山-ワークショップ本日受付開始!

こんにちは。i-BOXです。
今月1日よりi-BOXにて開催しておりました「T-Collection vol.2角美弥子 眺めて楽しむ日本のお酒」展が本日最終日となりました。17:00までとなっておりますよー!お見逃しなく!


切って、貼って…新しい生き物を作ってみよう!


 さて本日は、先日お伝えしておりましたHUG×i-BOX展覧会「舩岳紘行展-われる山 のびる山-」関連イベントのワークショップのご案内です!
 今回開かれるワークショップでは「コラージュで新しい生き物をつくろう!」といたしまして、動物や植物などの写真を切り貼りして組み合わせ、オリジナルの生き物をつくります。



 過去の作品の写真をみてみると、針の背中をもった鳥?のような動物がいたり、果物の帽子をかぶった動物がいたりと、楽しそうな画面が広がっていますね~。参加した皆さんそれぞれの自由な発想でたくさんの新しい生き物が生まれているようです。また、今回は展覧会会期中の会場での開催ということで、先生の不思議な世界観の作品に囲まれながらだと刺激になってより新しい発想が生まれそうですね…!




 本ワークショップは、小学生のお子さんを対象に開かれています。うちの子は絵を描いたりするのはあまり得意じゃないな…と思われている親御さんも、今回は写真を切って・組み合わせて・貼る。難しい作業はありません。美術やものづくりの楽しい魅力を発見するきっかけになるかもしれませんよ~!
お申込み方法は下記にてご紹介しています。ぜひ、ふるってご参加ください!



ワークショップ「コラージュで新しい生き物をつくろう!」 概要(※終了しました)


日 時:11月14日(土)14:00~16:00
場 所:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG
対 象:小学生
定 員:15名
料 金:無料
当日の持ち物:はさみ、のり ※汚れてもよい服装できてください。
お申込み方法
お名前、ご住所、電話番号、学年、人数を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡ください。→hug@j.hokkyodai.ac.jp
※定員になり次第、締め切らせていただきます。 最新情報はこちらから!

2015年10月19日月曜日

満員御礼!転がるヤングの未来は明るい!

こんにちは。I-BOXです。
秋の澄んだ空気が気持ちのよい一日ですね。

転がるヤングたちによる映画祭を取材してきました!


さて、先日開催された、本校映像研究室の発表展「転がるヤングに苔生えぬ」のご報告です。今回の「転がるヤングに苔生えぬ」はなんと1夜・1回限りのプレミアム上映。これを見逃したら後はない…ということで、会場となる札幌のシアターキノへ行ってきました!

写真をご覧いただいたとおり、会場は満員御礼!席数が不足し、緊急措置で補助席を出すなど、多くのお客様がお越しでした。学生や卒業生だけでなく、一般のお客様も多数来場され、研究室の活動を知っていただくには良い機会となりました。実写、アニメ、人形を使ったものやCGなど、あらゆる映像作品が登場。一本あたりの分数も短いので、飽きが来ないのも良いところ。テンポもよくあっというまの70分でした。

上映後、初めて来たという一般の方にお話を伺ってみたところ、なんだか不思議な気分。たくさん作品があったので、自分の好みのものもそうじゃないものも色々とありましたが、面白い企画だった」とおっしゃっていました。

運営・広報・受付など、全てを学生の力で行っていた研究室展。今回のシアターキノでは、キノの入り口から、ロビーでの受け付け、座席案内まで18名の転がるヤングたちによるあたたかいおもてなしを受けることができましたよ~。なお、広報用にこれまで使用していたTwitterアカウント(@koroyoung)はそのまま継続とのこと。来年度の研究室展のご案内等も行われるということなので、是非フォローされている方はそのままで!早くも来年度の研究室展が楽しみになる…そんな一夜となりました。

2015年10月18日日曜日

T-Collection vol.2はまもなく終了!WEB投票は20日17:00締切

こんにちは。i-BOXです。
あいにくの雨で薄暗い有明交流プラザですが、i-BOX内の展示はその暗さがうまく合ってとてもよい雰囲気ですよ~。

ジャケット買いもある!?お酒のラベルって魅力的!



 さて、今月1日から開始してまいりました「T-Collection vol.2角美弥子 眺めて楽しむ日本のお酒」展も、残り2日となりました。

ご来場いただいた皆様はご存知のことと思いますが、会場にはこれまでご紹介してきたカップのほか、日本酒の瓶に張られていたラベルコレクションも展示しています。ラベルは、東京藝術大学時代に大学の先生から譲り受けたラベルコレクションに、現在ご自身で飲んだお酒のラベルを足し続けているそうです。

お酒を“ジャケット買い”することもあるらしく、中でも先生のお気に入りは和紙で出来たものだとか。先日の3連休最終日には出張帰りの角先生が来訪され、さっそく出張先の名古屋でゲットしてきた「金鯱」(きんしゃち)が仲間入りしました。

会期中には岩見沢駅周辺でイベントも開催され、市内外多くの方がi-BOXにも訪れてくださいました。北海道教育大学の新学長に就任された蛇穴(じゃあな)先生もご来訪いただき、「岩見沢市の方にも楽しんでいただける、良い企画ですね」と温かいお言葉をいただきましたよ~。残り2日、まだ見ていないという方は是非i-BOXへ足をお運びくださいね。



 そして、会場・WEB双方で展開しております関連企画「OSK総選挙2015」も終盤戦。多くの方にご投票いただいていますが、WEB投票も20日17:00を締切とさせていただきます。まだ投票してないという方、是非Facebookの「OSK総選挙2015」からもご投票をお願い致します!結果報告ももちろん致しますので、お楽しみに。
 そして、次回のi-BOX展示は、21日(水)の搬入日をはさみ、22日(木)から「舩岳紘行展~われる山 のびる山」です。i-BOXが舩岳先生の世界に染まる一ヶ月が始まります。こちらもどうぞお見逃しなく!

2015年10月17日土曜日

函館戦争 其の参 黒田清隆と榎本武揚(後)

こんにちは。i-BOXです。
昨日に引き続き、拡大版・函館戦争特集をお送りしますよ~。本日は榎本武揚役の鴨川太郎さん(釧路校教授)と、黒田清隆役の岡元敦司さん(オペラ歌手)に直撃インタビューです!

直撃インタビュー!演者や作曲者の想いをお聞きしました


―8月には「函館戦争」の舞台となった函館へ赴き、戦死者を供養するために建立された箱館戦争供養塔でお参りしたとお伺いしました。

「はい。色々と用事もあったのですが、五稜郭タワーや供養塔に行きました。改めて、歴史好きな人にはおススメの演目だと思います。もしくは、この上演をご覧になった方には、実際に函館に行っていただきたいですね。」(岡元)


―今回は鴨川先生のいらっしゃる釧路校での練習も行われたとのことですが、練習時のエピソードがあれば教えてください。
「このオペラの作曲は元岩見沢校教授の二橋先生にお願いしています。釧路校での練習前に曲がきまして、練習には実際に二橋先生に立ち会っていただきました。二橋先生は“旋律がオーケストラに埋もれてしまう”とおっしゃっていた。その時はそのまま終わったんですが、一週間後には、書き換えられた曲が新たに上がってきたんですよ。あれにはびっくりしました。歌手に合わせて作曲をされているんですよね」(鴨川) ―演じる人のために書き換えられた曲…それってとっても豪華ですね。では、舞台に立つ立場から、おススメポイントを教えてください!
「黒田は史実を反映してか、旋律もどことなく洋風でオシャレです。長大なアリアがありますし、なんというか明るい。一方の榎本は、介錯シーンがあってそれが泣ける。このオペラは能の世界を彷彿とさせる“静”を意識した所作にこだわりがあるのですが、榎本はそれを体現しています。終盤の榎本の所作に注目です。」(岡元) ますます楽しみな「函館戦争」!
いよいよ来週末に迫って来ましたが、ここでチケット情報を。
教育文化会館プレイガイドにはまだ若干余裕がありますが、i-BOX・札幌駅前サテライトでは残数が極少となっています。この2箇所でご用命の場合は、事前にお問合せいただくことをお勧めします。


函館戦争チケット配布場所 概要(※終了しました)


・北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX] 0126-35-1400
・北海道教育大学札幌駅前サテライトhue pocket 011-211-4100 
・教育文化会館プレイガイド 011-271-3355

2015年10月16日金曜日

函館戦争 其の参 黒田清隆と榎本武揚(前)

こんにちは。i-BOXです。
10月の毎週金曜日は「函館戦争」特集!第3回目となる本日は黒田清隆役の岡元敦司さんと、榎本武揚役の鴨川太郎さんにスポットをあてますよ~!!

岡元さんと榎本さんは超はまり役!?


 黒田清隆役の岡元敦司さんは北広島市のご出身。国立音楽大学を主席で卒業、東京藝術大学の大学院で修士課程を修了後に渡伊。帰国後は新国立劇場でのデビューを皮切りに、現代オペラ・イタリアの古典オペラなど様々な演目をこなしながら、これまでに多くの賞を受賞してこられました。毎年「北海道教育大学実験劇場」のオペラに出演していただいています。




 そして、榎本武揚を演じる鴨川太郎さんは、実は北海道教育大学釧路校・学校カリキュラム開発専攻の教授!!専門はもちろんオペラ全般、イタリア近代歌曲ですが、日本歌曲も研究されているとのこと。この夏には鴨川先生がいらっしゃる釧路校での練習も行われました。

 ところで、二人の配役はどのようにして決まったのでしょうか?脚本を書いた塚田先生に伺ってみたところ「榎本武揚の写真と黒田清隆の写真を実際に見て、頭に浮かんだのが、この二人でした。似てるんですよ。そしてまた声もね、イメージにぴったりなんですよ。」とのこと。作中では、榎本の凛とした姿が、黒田清隆の大胆不敵なキャラクターが描かれています。お写真からも既にそんな感じが漂っていますが、実際にお会いすると更に塚田先生の勘は正しいと頷かざるを得ません。

 取材をさせていただいた日は、榎本武揚と黒田清隆が杯を交わす、作中屈指の重要な一幕の練習日。「明日は死ぬという覚悟が足りないですね」と、演出の塚田先生からは厳しい檄が飛びます。現代は平和だからこそ、生死がすぐ傍にある迫真さを演じるのはとても難しいのかもしれません。お互いの表情、目線…榎本と黒田の複雑な胸中や関係性を示すために、とても些細な仕草でさえ、修正が入ります。
 合間を縫って、お二人にお話を伺いました。…が、今日はここまで。その様子は明日の後編でご紹介致します!どうぞお楽しみに!!(つづく)

2015年10月15日木曜日

HUG×i-BOX連携開催!舩岳紘行展-われる山 のびる山-

こんにちは。i-BOXです。

トークイベントも開催!「-われる山 のびる山-」



 本日はHUG・i-BOXから初の連携展覧会のお知らせです!

今月22日より約1カ月にわたりi-BOXでは、本校、美術文化専攻 油彩画研究室 舩岳紘行准教授の個展「舩岳紘行展-われる山 のびる山-」を岩見沢会場として開催致します。同じく、アーツ&スポーツ文化複合施設HUGでは同展示の札幌会場として、11月5日(木)~11月29日(日)に作品展を開催、関連イベントとしてトークイベントや小学生を対象にしたワークショップなどを開催します。

舩岳先生は、本校に着任と同時に北海道へ移住されました。本展覧会では、先生が北海道で暮らし始めてからの約5年間に描いた作品を展示いたします。i-BOXでは、小作品を中心に、HUGでは小作品からF120号を超える大型の作品まで幅広く展示予定ですよ~!また、トークイベントでは、同専攻アニメーション研究室 倉重哲二准教授をゲストに迎え、それぞれの作品展開をたどりながら、作品に取り組む際に新しいイメージがどのように生まれてくるのか...を探ります。油彩とアニメーションの異色の対談…!楽しみですね~。

 写真をご覧いただいてわかる通り、とても不思議な世界観の先生の作品。しかし、それらは、常に先生自身の感覚を強く反映させた現実世界を描いているとのこと。
札幌-岩見沢で作品が一堂に会するまたとない機会となっています。鮮烈な印象を放つ舩岳ワールドをぜひ、お楽しみください!





「舩岳紘行展-われる山 のびる山-」 概要(※終了しました)


《札幌会場》 会 期:11月5日(木)~11月29日(日) 時 間:12:00~20:00 ※火曜定休 会 場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG 《岩見沢会場》 会 期:10月22日(木)~11月23日(月) 時 間:10:00~17:00 会 場:北海道教育大学岩見沢校BOX [i-BOX] 〈関連イベント〉 ○トークイベント『舩岳 紘行×倉重 哲二』 日 時:11月7日(土)14:00~16:00 会 場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG ※申込不要 ○レセプションパーティ 日 時:11月7日(土)16:00~ 会 場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG

2015年10月14日水曜日

こうこくのことばをみる

こんにちは。i-BOXです。
今朝はまた一段と空気が澄んでいましたね。どんどん秋が深まっています。さて本日は、今週17日(土)より始まる「こうこくのことば-三浦清隆コピー展」のお知らせです。

ことばのちからを見てみよう


本展は、札幌の広告業界を牽引してきた三浦清隆氏のコピーライター50周年を記念して、その仕事の軌跡をたどる展示となっています。今回、その展示の運営に携わっている本校美術文化専攻メディアコンテンツ研究室 三浦啓子 准教授にお話しを伺いました。

―今回の展示はどういった経緯でひらかれることになったのですか?
「三浦清隆氏には、本校のメディアコンテンツ特講の非常勤講師として、視覚的な言葉の見せ方やその発想方法といったところで、普通は発せられては流れていく言葉を形に残す、視覚的に見せる技術を学生たちに伝えていただいています。その先生のコピーライターとして50周年を迎える節目に改めてその功績をたどることで学生はもちろん、現在札幌で活動する若手のクリエイターたちの学びや希望になればと思います。」


―どういった展示になりますか?
「展示では、ポスターや新聞広告といったものがメインとなります。三浦氏はKitaraコンサートホールや札幌ドームのオープン時のコピーを担当したことでも知られており、北海道・札幌文化の節目ともいえる時に欠かせない存在として北海道の広告業界の第一線を担ってきました。それらの仕事を改めて振り返ることで、その言葉たちのもつ広告の時代背景や北海道の文化の足跡を感じてもらえるような展示になると思います。会期の初日と最終日にはそれぞれオープニング・クロージングイベントも行いますよ。」

―オープニングにクロージングイベントまであり、豪華なイベントですね!

「北海道の今日の文化がかたちづくられてきた歴史を「こうこくのことば」と一緒にたどってみませんか?ぜひ、足をお運びください!」 展覧会の最新情報はこちらから!


「こうこくのことば―三浦清隆コピー展」 概要(※終了しました)


会 期:2015年10月17日(土)~11月1日(日)火曜休館 時 間:12:00~20:00 ※初日15:00~ 最終日は18:00まで
会 場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG
  (札幌市中央区北1条東2丁目4札幌軟石蔵)

《オープニングイベント》
「三浦清隆×工藤良平トークショー」
10月17日(土)17:00~19:00
司会:池端宏介 参加無料、予約不要。
デザイナーの工藤良平さんをゲストに三浦清隆さんの過去の名作を紐解きます。作品を見ただけでは分からなかった創作の秘密など、クリエイター必見の話が盛りだくさん。
《クロージングイベント》
「M-1グランプリ」
11月1日(日)16:00~18:00
トーナメント形式のコピー対決。事前課題に対するコピーを発表してもらい、三浦氏がレフェリーとしてジャッジします。

2015年10月13日火曜日

転がるヤングに苔生えぬ?!


こんにちは。i-BOXです。
タイトルで、んん!?と思った方も多いかもしれませんね。本日は美術文化専攻、映像研究室の上映会転がるヤングに苔生えぬのご紹介です!

教育大史上初の上映会!!


『転がる石には苔が生えぬ』― 同じ場所にとどまらない石には苔も生えないことから、よく動き、働く人が生き生きしているさまをあらわす。
本上映会は、あちらこちらへと転がってゆく映像研究室生のヤング18名による実写・アニメーションをはじめとする短編映画の試写会となっています。

この上映会で初お披露目となる新作が多数出品予定とのことです。また、本研究室の伊藤隆介教授も参加します。先生の作品群のうち16mmフィルムを重ねてつなげることで新たな映像を生み出す作品のひとつを出品を予定。今まで北海道ではあまり観られる機会のなかったものだそう…!今回は貴重なチャンスではないでしょうか?!

そして、会場となるシアターキノは札幌狸小路に位置するミニシアター。大手の映画配給会社による配給がされないツウ好みな映画がさまざま上映されていることで知られています。そこでの上映はなんと教育大史上初のこと!学生の皆さんの並々ならぬ気合いを感じます…。


今年の上映会は、16日(金)の1日のみ!この機会を逃すと観られないものばかり。チケットは「転ヤン」公式ツイッター&上映会メールアカウントにて予約受付中ですよ~。youtubeでは予告編も公開中!皆さま、この機会をお見逃しなく!

「転がるヤングに苔生えぬ」 概要(※終了しました)



日にち:2015年10月16日(金)
時 間:開場19:00 開演19:20(上映時間90分)
会 場:シアターキノ
  (札幌市中央区南3条西6丁目 南3条グランドビル2F)
要予約。チケット予約方法詳細はこちらから
⭐️Twitterアカウント→@KOROYOUNG2015
⭐️Facebookアカウントはこちら
⭐️予告編はこちら

2015年10月12日月曜日

ショパンの調べ


こんにちは。i-BOXです。
3連休最後の月曜日いかがお過ごしでしょうか。
今週も音楽コース/音楽文化専攻による楽しみなコンサートのお知らせがありますよ~!

さまざまな楽しみ方ができる演奏会!


ショパン名曲コンサート Part IV」。本公演は、岩見沢校の鍵盤(ピアノ)第一研究室による演奏会となっており、研究室に所属する2年生から大学院生までの14名の学生の皆さんが登場します!
演目には、ポーランドを代表するピアニスト・作曲家であるショパン名曲を集めました。

ショパンの音楽はその幻想的な音の魅力から、現在でもさまざまな場面で耳する機会があり、クラシック音楽ファンのみならず多くの人に知られる名曲の多い作曲家です。
クラシックのコンサートなんてなかなか行くことがないなという方にも「あ!これ聴いたことある!」といった楽しみ方もできる演奏会となっているのではないでしょうか。

(昔から変わらない某胃腸薬CMのあの音楽も実はショパンの作曲…ご存知でしょうか…!)※今回そちらの曲の演奏はありません。


公演は、10月14日に岩見沢まなみーる、16日には札幌サンプラザコンサートホールの2公演となっています。
この秋の新しい楽しみにショパンの名曲はいかがでしょうか?
ぜひ足をお運びください!




「ショパン名曲コンサート Part IV」 概要(※終了しました)



《岩見沢公演》
日 時:10月14日(水) 開場 17:30 開演18:00
会 場:まなみーる 岩見沢市文化センター 中ホール
    (岩見沢市9条西4丁目1-1) 《札幌公演》
日 時:10月16日(金) 開場 17:30 開演18:00
会 場:札幌サンプラザコンサートホール
    (札幌市北区北24条西5丁目)
※両公演入場無料

2015年10月11日日曜日

OSK総選挙・WEBでも開催します!


こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXで開催中の「T-Collection vol.2 角美弥子~眺めて楽しむ日本のお酒」。お酒好きなお父さんや、そんなお父さんを持つ奥様など、様々な方にお越しいただいております。普段は芸術に興味ないけど、今回は面白そうだから寄ってみた…という方も。ありがたいです。

酒屋さんも驚き!


先日はこの展示のポスターを店先に貼って頂いている倉持商店のご主人も来場。酒屋さんでは、他地域の地酒の扱いはあるものの、一升瓶がほとんどということで、「カップ酒でこれだけ全国のものを集めているのはとっても珍しいよ。それだけ全国を回っているんだねぇ」と、コレクションに太鼓判を頂きました!


ぜひご投票ください!!


さて、会場では「OSK総選挙2015」と題し、好きなカップをアンケートでお伺いしていますが、会期後半となる本日から会期最終日の20日(火)17時まで、こちらのFacebookでも投票を解禁致します!!特設ページには全101種のカップを掲載。お好みのカップに「いいね!」をいただければ、それが一票となります。おひとり様3票までとさせていただきますので、お時間許す限り吟味して選んでいただければ幸いです。
後日、集計結果および角先生の講評を発表致しますので、こちらもどうぞお楽しみに!

2015年10月10日土曜日

メディアコンテンツ研究室展開催


こんにちは。I-BOXです。
19日(月)から、北海道教育大学札幌駅前サテライトではメディアコンテンツ研究室展が開催されます。既にご覧になった方も多いと思いますが、何やらとってもおしゃれなDM(ダイレクトメール)。一体誰がこんな素敵なデザインを?ということで、メディアコンテンツ研究室にお邪魔しました。

メディアコンテンツ研究室では…



この日はちょうど研究室生の皆さんでDMにメッセージ書きの作業中でした。 「ぜひ来て欲しい」という気持ちを込めて1枚1枚手書きをしているのだとか。大変な作業です。



メディアコンテンツ研究室は、映像パッケージWEBコンテンツ制作まで、多岐にわたる制作を行っています。パソコンを使って色々制作をする研究室なのでしょうか?

「…というよりは、一つの情報について、発信のしかたや必要な媒体を考える研究をしています。映像やパッケージはその結果ですね」と話してくれたのは、今年のDMデザインを担当したメディアコンテンツ研究室に所属する桂明友美さん(3年)。


「このDMでは私たちが扱う“情報”や“アイディア”をたまごと見立てました。たまごは、卵焼きや目玉焼き、茶碗蒸しのように、調理の仕方で様々に形を変えて、何でも作れます。この研究室では日々、どうしたら自分の伝えたいことが伝わるかを考えて、その方法を探しています。」

美味しく情報を食べてもらうために、調理や見せ方に一工夫。もちろんそこには、食べてもらう相手への優しさや気配りが必要です。とても繊細な“情報料理人”が揃った「メディアコンテンツ研究室」。

会場には研究室生計11名の作品が並びます。それがどんな形をしているのか、何故その形になったのか…考えながら見てみると面白いかもしれませんね。


「メディアコンテンツ研究室展 vol.1」 概要(※終了しました)




■会 期 2015年10月19日(月)~10月29日(木)
■時 間 10:00~21:00(土日祝は16:30まで)
■場 所 北海道教育大学札幌駅前サテライト hue pocket
   (札幌駅西口より徒歩1分、Sapporo55ビル4階)